大学野球・関甲新1部の新潟医療福祉大は16日、栃木県小山市で山梨学院大と対戦し、12対8で勝利した。対戦成績を2勝1敗として、今春のリーグ戦で初の勝ち点を挙げた。1点を先制された新潟医療福祉大は3回に満塁から四番・水石英佑(4年・小諸商高)の適時二塁打で逆転。7回に二番手の飯塚亜希彦(3年・上越高)がつかまり、逆転を許したが、8回には三番・服部健也(3年・長野日大高)、水石の連続適時打で再び逆転するなど一挙6得点で試合を決めた。新潟医療福祉大の次戦は21、22日、7季連続優勝中の上武大と対戦する。
◎16日の第3戦の試合結果◎
新潟医療福祉大 12-8 山梨学院大
医福大 002 102 160 =12
山学大 100 010 510 =8
(バッテリー)
医福大:漆原、飯塚、庭山-柴崎
山学大:林、西水、堀内、小林、城-江川
(二塁打)
医福大:水石 須貝
山学大:枝川、岡本、島
(三塁打)
医福大:須貝
(本塁打)
山学大:清水
◇新潟医療福祉大・佐藤和也監督の話◇
「先発の漆原は第1戦の反省をいかし、気合いの入ったいい投球を見せてくれた。140キロ台後半の球速が出ていて、スカウトにもアピールできる内容だった。3番手の庭山(希・3年・小出高)もいい投球だった。勝因は須貝(祐次郎・村上桜ヶ丘高)と荒木(陵太・日本文理高)の2年生の一、二番打者。強烈な打撃を見せている。チームの打撃は成長していて、この3試合で去年1年分くらいの得点を取ったのではないか(笑)。投手の3人(漆原、伊藤、飯塚)にはそれぞれ課題が出たが、その結果をもとに課題を修正して上武大とやれる」
(取材・文/岡田浩人)