次世代の主力選手育成と地域貢献を目的に開催されている「大学野球サマーリーグ」が9日、三条市で開幕した。会場の三条パール金属スタジアムや見附運動公園を管理する株式会社丸富と大学生を中心にした「実行委員会」が主催、企画運営し、今年で4回目の開催となる。慶応大、明治大、立教大、東洋大、筑波大に加え、今回は早稲田大が初参加。2年ぶりの参加となる地元の新潟医療福祉大と合わせ、過去最多となる7大学が参加した。大学と地元高校との練習試合も実施される。12日まで三条パール金属スタジアムと見附運動公園野球場で計20試合が行われる予定。
初参加の早稲田大は最終回に立教大に2点を奪われ、3対3の引き分けに終わった
◎9日の試合結果◎
<三条パール>
①慶応大8-2新潟医療福祉大(8回時間切れ)
慶応 300 410 00 =8
医福 010 010 00 =2
(勝)日置
(負)桐敷
(二塁打)小原、正木、亀川(慶)
(三塁打)荒木(新)
(本塁打)正木、橋本(慶)、西野(新)
新潟医療福祉大の先発・桐敷拓馬(1年・本庄東)
1回表、慶応大は満塁から正木智也(1年・慶応)が走者一掃の二塁打を放つ
2回裏、新潟医療福祉大は西野護(2年・村上桜ヶ丘)のソロ本塁打で1点を返す
②明治大3-1筑波大
筑波 000 000 100 =1
明治 000 200 10 × =3
(勝)中山
(負)森
(二塁打)天具、井口(筑)
(三塁打)上中尾(筑)
(本塁打)松下(明)
明治大の先発・中山晶量(2年・鳴門) 7回を投げ1失点の好投
③早稲田大3-3立教大(8回時間切れ、引き分け)
早稲 003 000 00 =3
立教 000 001 02 =3
(二塁打)西田2、橋内(早)
(三塁打)小澤(立)
試合前、両校に地元・パール金属株式会社より折り畳みチェアが贈られた
5回から登板した立教大・廣田祥一朗(2年・新潟明訓) 2回を投げ無失点
最終回の8回裏、立教大は満塁から土屋の右前適時打で2点を入れ同点に
◎10日(金)の試合予定◎
<三条パール>
①8:00 慶応大×筑波大
②10:45 慶応大×東洋大
③13:30 早稲田大×筑波大
④16:15 立教大×東洋大
<見附運動公園>
①8:30 長岡大手高×早稲田大
②11:30 立教大×明治大
③14:15 帝京長岡高×明治大
(取材・撮影・文/岡田浩人)