来春の選抜大会出場の参考となる「第139回北信越高校野球・新潟県大会」は15日、新潟市のみどりと森の運動公園で開会式が行われた。雨でグランドコンディション不良のため、屋内コートでの開会式となったが、南北の支部予選を勝ち抜いた16校の選手たちが参加した。
選手を代表して三条の井上大輝主将が「感謝の気持ちを忘れず、一球一打に集中し、最後まで正々堂々と戦い抜く」と誓った。4回戦にあたる県大会1回戦の8試合は16日に4球場で行われる予定。10月13日から新潟県で開催される北信越本大会には上位4校が出場できる。
選手宣誓する三条・井上大輝主将
開会式では前年度優勝の日本文理・長坂陽主将が優勝旗を返還。新潟県高野連の富樫信浩会長が「10月に開催される本大会は本県開催で4校に切符が渡される。そうしたチャンスをモノにすることで得られた課題を克服するよい機会にしてほしい。野球場で選手皆さんが光り輝くことが高校野球ファンを魅了し、新たなファンを獲得できるものと信じてやまない」と選手を激励した。
選手宣誓で三条・井上主将は「ベスト16が集まるこの県大会で各校のライバルと甲子園を目指し、戦えることに喜びを感じている。支えてくださる全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、一球一打に集中し、最後まで正々堂々と戦い抜くことを誓う」と力を込めた。
雨でグランド状態が悪く、屋内コートで開会式が行われた
◎16日の県1回戦(4回戦)の予定◎
<みどりと森>
①新潟(10:00)高田
②関根学園(12:30)開志学園
<五十公野>
①日本文理(10:00)長岡大手
②新潟産大附(12:30)巻
<悠久山>
①長岡(10:00)新潟南
②加茂暁星(12:30)長岡商
<佐藤池>
①帝京長岡(10:00)村上桜ヶ丘
②東京学館新潟(12:30)三条
(取材・撮影・文/岡田浩人)