ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは13日、長岡市悠久山球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、1対6で敗れた。新潟の前期通算成績は2勝2敗で、東地区6チーム中、4位。新潟の次戦は14日(日)13時から、群馬県伊勢崎市で群馬と対戦する。
新潟は先発の中西啓太(帝塚山大)が3回まで好投も、4回に群馬打線につかまり3失点。7回には群馬のポロにソロ本塁打を浴びた。リリーフした新人の山崎智也(静岡大)もポロに2ランを浴びた。新潟打線は9回に新外国人・ピメンテル(ドミニカ共和国)の中越えソロ本塁打で1点を返したものの、昨季15勝を挙げ最多勝に輝いた群馬の先発左腕・トーレスの前に3安打に抑えられた。
9回裏に初本塁打を放った新外国人・ピメンテル
◎13日の試合結果◎
<悠久山>
新潟1-6群馬
(バッテリー)
群馬:○トーレス(2勝)-速水
新潟:●中西(1勝1敗)、山崎、木原田-西澤、齋藤
(二塁打)
群馬:ジョニー(4回)、富田(4回)
新潟:樋口(2回)
(本塁打)
群馬:ポロ4号(ソロ・7回)5号(2ラン・9回)
新潟:ピメンテル1号(ソロ・9回)
新潟の先発・中西啓太 7回を投げ、7三振も7安打4失点
新潟の2番手で登板した山崎智也 2失点も、力のある直球を見せた
9回に2ランを放ち、この日2本塁打の群馬・ポロ 4試合で5本塁打をマーク
◆新潟・清水章夫監督の話◆
「中西はいい準備ができ、意気込み、やってやるという気持ちが見えた。結果は負け投手になったが、1回から3回までの先頭打者を抑えようという気合いが見えた。4回も2死から(フライを野手がお見合いし、結果は安打)ああなってしまい、次の打者をなんとかしておけば何もない凡ミスだったが、四球で出してしまった。投手はいろいろと考えてしまうもの。6回の無死満塁のピンチから(無失点に抑え)、中西の期待に応えようという気持ちは見えた。ピメンテルはそれまでタイミングが合っていなかったが、どでかい当たりだった。ただでは終わらないというものを、ピメンテルも示してくれた。選球眼もいいし、4打席目で対応するレベルの違いも見せてくれた。(あすも群馬戦)2つ負けたらズルズルいってしまうので、連敗しないよう、あすこそ投手で抑えたい」
◆初本塁打の新潟・ピメンテル選手の話◆
「打ったのは真っすぐ。調子が上がってきた。チームメイトもみんないい仲間。自分の長所はロングヒッターであること。あす以降も同じで、ベターのなるよう臨む。目標はビッグリーグでプレーすること」
(取材・撮影・文/岡田浩人)