ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは24日、4選手が今季限りで現役を引退すると発表した。5年目の中西啓太投手(27歳)、1年目の三木田龍元投手(25歳)、松山翔吾捕手(22歳)、西澤知史捕手(23歳)の4人。4人は球団を通してコメントを発表した。
◎中西啓太投手のコメント◎
「今シーズンをもちまして私、中西啓太は現役引退を決断いたしました。5年前の大学卒業時に、NPBを目指す環境を求めていた自分に最後のチャンスを与えてくださった、ルートインBCリーグ並びに新潟アルビレックスBCには感謝の気持ちでいっぱいです。村山代表をはじめとするルートインBCリーグ、球団関係者の皆様、スポンサー関係者の皆様、そして私達選手が何不自由なくプレーする為に運営にご尽力頂いたボランティアの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。1年目にリーグ優勝を経験しました。優勝を経験したからこそ、もう一度、常勝新潟を取り戻したいとの強い思いで今シーズン投げてきましたが、力及ばずで申し訳ございません。しかしながら新潟サポーターの皆様、BCリーグファンの皆様がどんな時も変わらずご声援をくださったこと、そして家族、仲間、恩師が背中を押してくれたことが今日までの私の原動力となりました。5年間たくさんのご声援をありがとうございました。私はチームを離れますが、今後共ルートインBCリーグ、新潟アルビレックスBCに変わらぬご支援、ご声援をどうか宜しくお願いいたします」
中西啓太(帝塚山大)は1年目に最優秀防御率のタイトルを獲得 今季は先発の柱としてチームトップタイの11勝を挙げた
◎三木田龍元投手のコメント◎
「このたび、任意引退という決断をさせていただきました。1シーズンというすごく短い期間でしたが、周囲の方々に恵まれ、本当に充実した毎日でした。この年齢までNPBに挑戦できる環境を用意していただいた、BCリーグ、新潟アルビレックスBC、そして支えてくれたサポーターの皆様に感謝いたします。ここで過ごした経験を必ず次のキャリアに活かします!応援ありがとうございました!」
三木田龍元(北海道大-四国・香川-四国・徳島)は貴重な左腕として、今季は主に中継ぎで21試合に登板した
◎松山翔吾捕手のコメント◎
「このたび、3年間の独立リーグ生活に終止符を打ち、引退することを決意しました。清水監督、加藤コーチ、稲葉コーチ、チームスタッフ、そしてチームメイトには感謝の思いでいっぱいです。また新潟サポーターの皆様の温かいご声援のおかげで、楽しくプレーすることができました。残念ながら独立リーグ日本一という目標には届きませんでしたが、この1年間は自分にとって大きな財産となりました。本当に有難うございました」
松山翔吾(横浜商大高-千葉熱血メイキング-BC信濃-BC滋賀)は今季43試合に出場し、打率・320、1本塁打をマークした
◎西澤知史捕手のコメント◎
「1年間という短い期間ではありましたが、スポンサーの皆様、清水監督、加藤コーチ、稲葉コーチ、球団関係者、そして新潟のサポーターの皆様には大変お世話になりました!そしてたくさんの熱いご声援ありがとうございました!BCリーグ、そして新潟アルビレックスBCで素晴らしい経験を積むことができました。この経験を活かし、次のステージである社会人として精一杯努力していきます!1年間本当にありがとうございました」
西澤知史(長野商高-信越硬式野球クラブ)は今季48試合に出場し、打率・243も開幕2戦目には逆転打を放ち、チームの今季初勝利に貢献した
(撮影・文/岡田浩人 写真提供/石澤朋子さん)