来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第141回北信越高校野球大会」は14日、石川県の2球場で準々決勝4試合を予定していたが、雨のため2試合が15日に順延となった。新潟県勢で勝ち残った北越(新潟1位)と上田西(長野1位)の試合はプレーボール直後の1回表に中断・ノーゲームとなった。15日は順延となった2試合が行われる予定。
中断中の北越ベンチ この後、雨天のため降雨ノーゲームとなった
◎14日の準々決勝・新潟県勢の試合結果◎
<金沢市民>
②北越(1回表、降雨ノーゲーム)上田西
上田西
北 越
(バッテリー)
上田西:阿部巧雅-小林大将
北 越:阿部柚士郎-高橋良輔
(試合内容)
・1回表、一番打者の3ボール2ストライクで中断、ノーゲームに
雨脚が強くなる中、試合開始が告げられたが…
◇北越・小島清監督の話◇
「きょう中止になることは全く考えてなかった。でも阿部を休ませられるのはウチにとっては好材料。きょうはリカバリーに回したい。(あすは9時開始だが)第1試合というのは準備しやすい。時間が決まっていた方が決まった流れで試合に臨める。(宿泊が長くなったが)選手は疲れている様子はない。適度な緊張感を持ちながら過ごすことができるのは、選手とってもチームにとっても成長する上でプラスととらえたい」
◎14日のその他の試合結果◎
<石川県立>
①星稜10-2敦賀(7回コールド)
敦賀 000 010 1 =2
星稜 202 024 × =10
②日本航空石川(中止・順延)敦賀気比
<金沢市民>
①佐久長聖1-0金沢商
金商 000 000 000 =0
長聖 001 000 00 × =1
◎15日の準々決勝の試合予定◎
<金沢市民>
上田西(9:00)北越
<石川県立>
日本航空石川(9:00)敦賀気比
(取材・撮影・文/岡田浩人)