第129回北信越高校野球・新潟県大会は6日、1回戦12試合がおこなわれた。有恒・安塚・柏崎総合が連合チームとして県内の公式戦で初勝利を挙げた。また今夏の新潟大会で準優勝の村上桜ヶ丘が新津に延長戦の末敗れた。7日は6会場で2回戦16試合がおこなわれる。
◆6日の試合結果◆
<鳥屋野>
①新津工23-1新潟東(7回コールド)
→新津工が7回表に20得点
②豊栄10-0中条(5回コールド)
<五十公野>
①五泉11-4村松(試合終了)
②新発田8-2新発田商(試合終了)
③新津5-3村上桜ヶ丘(延長11回)
<三條機械>
①高田12-2吉田(5回コールド)
<悠久山>
①長岡3-2松代・堀之内(試合終了)
②長岡高専5-1長岡向陵(試合終了)
③長岡大手9-1塩沢商工(7回コールド)
<佐藤池>
①糸魚川7-1長岡農(試合終了)
②高田商3-2久比岐(試合終了)
③有恒・安塚・柏崎総合11-3海洋(8回コールド)
→連合チームとして公式戦初勝利
◇五泉・大塚「公式戦初めてで緊張も」◇
五泉 310 000 016 11
村松 000 202 000 4
五泉は1回、ヒットと2四球から満塁の好機を掴み、スクイズで先制。さらに6番伊藤悠の適時二塁打で2点を加え、この回3得点。2回にも1点を加えた。五泉の先発・大塚に抑えられていた村松は4回に3連打で2点を返し、さらに6回に捕逸と適時打で2点を入れ同点に追い付く。
2回から登板した村松の小鍛冶に抑えられていた五泉は8回、1、3塁の好機で草野の当たりが中前に落ち、勝ち越し点を挙げた。9回は打者一巡の攻撃で6得点を挙げ、村松を突き放した。
五泉の大塚翔太投手 1年秋から登板経験は豊富
2回から登板した村松の小鍛冶匠投手 終盤捕まったが中盤は五泉打線を抑えた
8回表、五泉・草野篤志選手のセンター前の当たりで3塁走者が生還し勝ち越し
五泉の大塚翔太投手は「新チームで初めての公式戦で緊張した。最終回にようやくいつもの動きができた。低めの投球を心掛け、粘って投げられれば」と話した。後藤桂太監督は「夏休みは一日も休まず練習をしてきた。この大会でたくさん練習してきたことを出せて、少しでも自信をつけてくれる大会になれば」と選手たちに期待を込めた。
◆7日の試合予定◆
<鳥屋野>
①新潟工(9:00)新津南 ②白根(11:30)新潟南 ③日本文理(14:00)加茂暁星
<五十公野>
①新発田中央(9:00)新発田農 ②新潟青陵(11:30)新発田南 ③五泉(14:00)北越
<みどりと森>
①巻総合(10:00)東京学館新潟 ②佐渡(12:30)巻
<悠久山>
①新潟産大附(9:00)帝京長岡 ②新井(11:30)中越 ③小千谷(14:00)高田農
<佐藤池>
①柏崎常盤(9:00)高田 ②長岡(11:30)上越 ③関根学園(14:00)糸魚川
<三條機械>
①十日町総合(10:00)県央工 ②分水(12:30)六日町
(取材・文/岡田浩人)