プロ野球独立リーグ・BCリーグは9日、神奈川県川崎市の読売ジャイアンツ球場で2013年度の関東地区トライアウト(入団テスト)を開催した。18歳の高校生から46歳の男性まで約90人が1次テストを受験し、1次免除となる元リーグ所属選手6人を含む45人が10日におこなわれる2次テストに進んだ。新潟県関係では中越高校出身で青山学院大学の渡辺雄大投手(22)が1次を突破し2次テストに挑む。
BCリーグのトライアウトがおこなわれた読売ジャイアンツ球場
新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督(左から2人目)
1次テストは新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督を始め6球団の首脳陣が見詰める中、50メートル走や遠投、守備・打撃、ブルペンでの投球テストがおこなわれた。
新潟県関係では中越高校で2009年夏の新潟大会で準優勝した際のエースで、現在は青山学院大4年生の渡辺雄大投手が、左サイドハンドから力のある直球と制球されたスライダーなどを投げ込み、1次テストを突破した。10日の2次テストは実戦形式でおこなわれる予定。
ブルペンでの投球テスト
1次テストを突破した渡辺雄大投手(中越高出身・青山学院大4年)
BCリーグは16、17日にアメリカ・カリフォルニア州でトライアウトを実施するほか、24日には神戸市で関西地区のトライアウトを実施する。合格者は12月上旬におこなわれる予定のBCリーグドラフト会議で指名される。
(取材・撮影・文/岡田浩人)