第130回北信越高校野球新潟県大会が26日に開幕する。夏の新潟大会のシード権をかけて連合2チームを含む85校が参加する。優勝、準優勝の2チームは6月7日から始まる北信越本大会に出場する。
<左上ブロック>
センバツ出場の日本文理が軸。守備コンバートを試みたが三塁手は主将の池田、二塁手には打撃好調の榑井が入ることで落ち着いた。飯塚に続く投手として左腕の小太刀と山口、主将の池田も控える。昨秋8強の北越は左腕の山崎、右横手投げ生田、本格派内藤らタイプの違う投手が安定している。帝京長岡、上越総合技術、新発田農も上位をうかがう。
<左下ブロック>
公立校の有力校が集まった。昨秋4強の三条はエース小杉に注目。県央工は守備が安定している。新潟商は投打にまとまりがある。十日町は昨秋初戦敗退も地力がある。私学の関根学園も上位を狙う。
<右上ブロック>
昨秋3位の中越はエース星が安定、2年・斉藤は打撃好調。五泉と新潟工はともに地力があるチーム同士で1回戦の好カード。勝者は好打者・森山を擁する新津南との対戦。新潟産大附も力がある。
<右下ブロック>
昨秋準優勝の新潟明訓の力が抜きん出ている。村山、漆原の両右腕は一冬越えて力を増した。2年勝海が打線の中心。高田商は投打にまとまりがある。新潟西、糸魚川白嶺、上越のブロックは激戦。
(文/岡田浩人)