第15回北信越地区高校軟式野球・新潟県大会が25、26日に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで4校が参加しておこなわれた。決勝では津南中等が4-1で新潟商をくだし、3年連続3回目の優勝を果たした。津南中等と新潟商の上位2校は6月7日から長野県でおこなわれる北信越大会に出場する。決勝の前におこなわれた順位決定戦では直江津中等が14-9で安塚・松之山をくだした。
◆25日の1回戦(準決勝)の結果◆
①津南中等11-0安塚・松之山(5回コールド)
②新潟商1-0直江津中等
◆26日の結果◆
<順位決定戦>
直江津中等14-9安塚・松之山
<決勝戦>
津南中等4-1新潟商
津南 200 200 000 |4
新商 100 000 000 |1
(バッテリー)
津南:田山-反り目
新商:三井-堤
(戦評)
津南中等は1回1死2、3塁から暴投で2点を先制。4回には4番反り目の二塁打と内野安打でチャンスを作ると内野ゴロの間に1点、サードゴロ悪送球の間にさらに1点を追加した。新潟商は1回に野手選択で1点を返したがチャンスであと1本が出なかった。
津南中等のエース・田山太一投手 決勝は1失点完投
新潟商業のエース・三井一希投手
3連覇を果たした津南中等
準優勝の新潟商
◇津南中等・阿部茂雄監督の話◇
「投手の田山が粘り強く投げた。ベンチも含めてよく声が出ていた。全員で1つのアウトを集中して取れた。1年生(中学1年)から6年生(高校3年)までずっと一緒のチームなのでチームワークがある。北信越大会では津南中等らしい自分たちのプレーをしたい」
◇津南中等・田山太一投手の話◇
「自分は三振を取れる投手ではなく、打たせてとる投手。周りのおかげでアウトが取れてスムーズに完投できた。四球がなかったので出来は90点。北信越大会では自分が投げて優勝したい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)