社会人・軟式野球の第69回国体新潟県予選が長岡市でおこなわれ、24日の代表決定戦で延長12回、北陸ガスが6-3で新潟証券をくだし、県代表として北信越予選出場を決めた。北陸ガスが県代表となるのは2年ぶり。
2年ぶりに県代表となり喜ぶ北陸ガスの選手たち
北信越予選は8月23、24日に石川県小松市でおこなわれる。北信越5県の代表が戦い、上位4チームが10月17日からおこなわれる長崎国体・軟式野球競技に出場できる。北陸ガスは2010年の千葉国体以来4年ぶりの国体出場を狙う。
◆県代表決定戦◆
北陸ガス 002 000 000 004 |6
新潟証券 000 000 002 001 |3 (延長12回)
(バッテリー)
北陸ガス:中河、吉川-品田
新潟証券:星-小林
◆戦評◆
北陸ガスは3回に走者3塁の好機から内野ゴロの間に1点を先制。さらに3番青木の適時二塁打で追加点を挙げた。8回まで北陸ガスの先発・中河に無得点に抑えられていた新潟証券は9回、走者2人を置いて代打五十嵐が、代わった吉川から右前二塁打を放ち同点に追い付いた。延長12回に北陸ガスが無死満塁から押し出し四球、内野ゴロの間に得点を追加するなど計4点を挙げた。粘る新潟証券も12回裏に1点を返し、なお2死満塁と攻め立てたが最後の打者が三振に切って取られた。
北陸ガスの先発・中河達哉投手(佐渡高-国学院大卒)
新潟証券の4番打者・吉田雅俊選手(日本文理高-東北福祉大卒)
新潟証券の先発・星龍之投手(帝京長岡高-創価大卒)は145キロの直球を計測
延長12回表 北陸ガスが無死満塁から渡部真選手(日本文理高-新潟大卒)の内野ゴロの間に1点挙げる
◇北陸ガス・石崎朋宏監督の話◇
「9回は簡単には終わらないと思っていた。同点に追い付かれた後、よく粘ってくれた。同点止まりにできて大きかった。12回は軟式らしいものが出た。練習してきたことができた。新潟県代表として北信越予選も精一杯頑張りたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)