東京新大学野球連盟1部に所属する杏林大学は28日、春季リーグ戦で高千穂大学と対戦し、12-4で7回コールド勝ちし、27日の1戦目に続く連勝で勝ち点1を獲得した。
この試合では杏林大の主将で日本文理高出身の切手孝太選手が、4回表に2、3塁に走者を置き、レフト線へタイムリー2ベースを放ち2打点。7回表には同じく日本文理高出身の高橋義人選手が、満塁のチャンスで左中間に走者一掃となるタイムリー3ベースで3打点。2009年夏の甲子園準優勝メンバーの2人が揃って活躍した。
3番ショートで出場の切手選手は「キャプテンとして最初のリーグ戦で、ここまでは勝ち点を取ることの難しさを実感していました。勝ち点を取れて今はほっとしています。(タイムリーの打席は)変化球が来たら思い切り引っ張ろうと考えていたので理想通り。この後も強い相手が控えているが、きょうのような内容で試合ができれば」と話した。
5番指名打者として出場した高橋選手は「チャンスに打てて良かったです。思い切りのいいスイングができました。指名打者として自分の役割は打つことなので、残り試合も思い切りのいいスイングを心掛けたいです」とコメントした。
杏林大学の次戦は5月4日、5日で東京国際大学と対戦する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)