ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは13日、新潟市中央区の神明宮で2015年シーズンの必勝祈願をおこなった。今季から指揮を執る赤堀元之監督のほか、11月と2月のトライアウトとドラフト会議を経て入団した新人を含む選手たちが、シーズンの無事と3年ぶりの独立リーグ日本一奪還を祈願した。
必勝祈願をおこなう新潟アルビレックスBCの選手たち
赤堀元之監督は「地域密着の形でリーグ優勝と日本一をお願いした。選手の力は十分にある。あとは自分の采配次第。選手をいい形でサポートして、いい成績を残せるようにしたい。(今季キャッチフレーズの)『全力』でチーム一丸となって日本一を目指すので応援をよろしくお願いします」と力を込めた。
新人の桑田真樹外野手はグアムで自主トレーニングをおこなってきた。日に焼けた浅黒い表情で、「きのう(新潟に)来たばかりで不安もあるが、ベストを尽くすだけ。シェアな打撃と自信がある足を見て欲しい。(父・真澄さんからは)最初は誰でも失敗するので思い切りやれと言われた」と話した。
今季から野手コーチ兼任となる稲葉大樹内野手は「選手としては今までと変わらず、1つ1つ執念を見せたい。コーチとしては指導者としての第一歩。不安はあるが、失敗を繰り返しながら経験にして指導者としてスタートを切れればと思う。目標は日本一。若手も自分を引きずり降ろしてレギュラーを獲るつもりでやってもらわないとチームが活性化しない」と若い選手たちの奮起を促した。
新潟アルビレックスBCは15日(日)から新潟市のハードオフ・エコスタジアムで全体練習を始め、オープン戦などで実戦感覚を養う。開幕は4月11日(土)。
<新潟アルビレックスBC 必勝祈願の動画>
https://youtu.be/5dnR9zMuQ4Q
(取材・撮影・文/岡田浩人)