ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは13日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで福井ミラクルエレファンツと対戦し、0対1で敗れた。新潟の前期通算成績は20勝8敗3分で東地区首位。2位の武蔵ヒートベアーズが敗れたため、新潟の前期優勝マジックは1に減った。新潟の次戦は14日13時から福島県あいづ球場で福島ホープスと対戦する。
7安打1失点と粘りの投球を見せたたが敗戦投手となった渡辺雄大投手(中越高出身)
◎13日の試合結果◎
新潟アルビレックスBC 0-1 福井ミラクルエレファンツ
福井 000 100 000 =1
新潟 000 000 000 =0
(バッテリー)
福井:○藤岡(6勝0敗)-中溝
新潟:●渡辺雄(5勝2敗)-平野
◎戦評◎
新潟は福井の先発・藤岡の低めを突く変化球に手を焼き、2安打に抑えられた。新潟の先発・渡辺雄は4回、2連打と四球で満塁のピンチを作り犠飛で1点を許した。その後は粘り強くしのいだが味方の反撃が封じ込められた。9回には新潟の野呂が二塁打を放ち、犠打で1死3塁と同点のチャンスを作ったが、捕手からの牽制の際に野呂の帰塁の動きが守備妨害と判定されチャンスを逃した。
◆新潟・赤堀元之監督の話◆
「きょうは打てなかった部分で負けた。切り替えなきゃいけない。渡辺雄大は(失点した)4回は2ストライクから打たれたり、四球だったり、一番悪いところが出た。後は要所でしっかり投げることができたと思う。よく粘ったが・・・。打者は何とかしたかったが、低めに制球されてなかなか打てなかった。今は一戦一戦やるしかない。最近打てていないし勝てていない。もう一度引き締めて、一戦一戦どう戦うかをしっかりやりたい」
◆新潟・渡辺雄大投手の話◆
「普段と変わらないように投げようと思っていたが、きょう勝ちたいゲームだったので序盤硬くなり過ぎた部分はあったかもしれない。右打者が並んでいたので、走者を背負うことは覚悟していたが7安打打たれた中でうまく1点でしのげたというのはきょうの評価できるところ。左打者に出塁を許しているところなど、細かいところがダメだった。(今後の課題は)右打者の時にどう攻めるか、見極めをしっかりやらなければ」
(取材・撮影・文/岡田浩人)