第86回都市対抗野球大会(7月18日から東京ドーム)に北信越地区代表として出場する信越硬式野球クラブ(長野市)の補強選手として、バイタルネットの4番打者・丸山裕介外野手(24)が選ばれた。17日、信越硬式野球クラブの辻利行監督が新潟市西区の同社を訪れ、三富一彦監督と丸山選手に挨拶をおこなった。
左から信越硬式クラブの辻利行監督、丸山裕介選手、バイタルネットの三富一彦監督
信越硬式野球クラブの辻利行監督は丸山選手を補強選手に選んだ理由について、「パワフルな打撃、引っ張る打球の強さを評価した。外野手は4人いるがもう1人欲しかった。北信越地区の活性化のため頑張ってほしい」と話した。
パワフルな打撃が持ち味の丸山裕介選手
丸山選手は「(信越クは)JABA長野大会でも優勝している強いチーム。緊張感とワクワク感がある。フルスイングが持ち味なので、結果を残せるよう一生懸命やっていきたい。素晴らしい先輩選手もいるので、打撃や守備、走塁でいい部分を学んで採り入れたい。新潟を代表して信越クラブの一員としてしっかりやっていきたい」と決意を話した。
バイタルネットの三富一彦監督は「“敵”のチームの中で自分がどのように見られているか、いろいろな部分を勉強してきてほしい。視野が広げて一回り大きくなってほしい」と期待を寄せた。
丸山選手は7月1日からチームに合流し、オープン戦を経て、7月18日から東京ドームで始まる大会に備える。
(取材・撮影・文/岡田浩人)