東京六大学野球連盟に所属する慶応大と明治大が参加した「第1回大学野球サマーリーグ」が16日、三条市の三条パール金属スタジアムで開幕した。スタジアムの指定管理者である丸富をはじめとした実行委員会が主催し、両大の次世代主力選手(1~3年生を中心とした若手)による育成試合が2日間にわたって開催される。初日の16日は慶応大と明治大による試合がおこなわれ、7対4で慶応大が勝利した。東京六大学の加盟校が本拠地である神宮球場を離れて試合をおこなうのは珍しく、スタンドには野球ファンや中高生など約500人が集まった。
◎16日の試合結果◎
慶応大7-4明治大
明治 030 000 010 =4
慶応 004 010 20× =7
(バッテリー)
明治:外尾(佐賀西)、町田(明治)、坪井(明大中野八王子)、南(明大中野)-中原(佐賀商)、寺田(明大中野八王子)、小林(飯山北)
慶応:渡辺(静岡)、清水(函館ラサール)、亀井(慶応)-須藤(創志学園)、三枝(慶応)
(本塁打)
慶応:清水翔(桐蔭学園 3回・2点)
試合前、両監督に地元・パール金属からディレクターチェアが贈呈された
2回表、明治大が1点先制後、吉武優大選手(2年・福岡大大濠高)の2点適時打で追加点
3回裏、慶応大が岩見雅紀選手(比叡山高)の適時打でこの回2点目 その後逆転
2日目となる17日には第1試合で今秋から関甲新学生野球連盟1部に昇格する地元の新潟医療福祉大学と慶応大が対戦、第2試合で関甲新1部で一昨年の大学日本一の群馬・上武大学と明治大が対戦する。
試合後には慶応大の大久保秀昭監督、明治大の善波達也監督による監督トークや大学生による地元中学生への野球教室がおこなわれた。
地元中学生への野球教室 大学生からのノック指導や実戦練習もおこなわれた
(取材・撮影・文/岡田浩人)