ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは20日、三条市の三条パール金属スタジアムで福島ホープスと東地区チャンピオンシップ(CS)第3戦を戦い、3対1で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、2年ぶり4回目の地区優勝を決めた。新潟は22日から始まるBCリーグチャンピオンシップで西地区王者(福井×富山の勝者)と対戦する。
新潟の選手に胴上げされる赤堀元之監督 就任1年目で地区優勝を果たした
◎20日の地区CS第3戦の試合結果◎
新潟アルビレックスBC 3-1 福島ホープス
福島 100 000 000 =1
新潟 300 000 00× =3
→新潟が2勝1敗で東地区優勝
(バッテリー)
福島:ロペス、後藤、大家、佑輔、真田-笹平
新潟:中西、雨宮、渡辺雄-平野
新潟は先制された直後の1回裏、2死満塁から相手の遊ゴロ悪送球で2点を入れ逆転すると、7番・稲葉の左線適時二塁打でさらに1点を追加した。新潟は2回以降、好機を作るも追加点を挙げることができなかったが、先発の中西が7回を投げ被安打5、1失点と好投。8回以降は雨宮、渡辺雄(中越高出身)が福島打線を完璧に抑えた。
◇新潟アルビレックスBC・赤堀元之監督の話◇
「本当に嬉しい。厳しい試合でハラハラしたが、選手、サポーターのおかげで優勝できた。投手戦になると思っていたので1点でも多く取りたかったが、そういう形ができてよかった。中西は期待通りでしっかり投げてくれた。雨宮、渡辺雄も(後期の)後半にすごくいい投球をしていたので、自信を持って登板させることができた。勢いのある福島の上をみんなで行ってくれたのがよかったし嬉しい。(リーグチャンピオンシップは)いつも通り投手でしっかり守って、打ち勝つ形でやりたい。あと1本打てる形にならないとリーグ王者にはなれないと思うので、そこをしっかりやりたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)