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【大学野球】新潟医療福祉大が日本代表とオープン戦

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大学野球の関甲新学生野球連盟1部に所属する新潟医療福祉大は10日、日米大学野球選手権のために新潟市入りした日本代表チームとハードオフ・エコスタジアムでオープン戦をおこない、0対4で敗れた。先発した新潟医療福祉大のプロ注目左腕・笠原祥太郎投手(4年・新津)は4回無失点の力投を見せた。日本代表は12、13日に同スタジアムで全米選抜と戦う。

日本代表チームを相手に力投する笠原祥太郎投手(4年・新津) 4回無失点だった

◎11日のオープン戦試合結果◎
新潟医療福祉大0-4日本代表
日本 000 000 112 =4
医福 000 000 000 =0
(バッテリー)
日本:濱口、吉川峻、伊藤、斉藤、水野-森川、牛島、吉田
医福:笠原、漆原、庭山、飯塚、佐藤-大塚、斉藤

◎戦評◎
新潟医療福祉大は投手陣が力投し、中盤までは0対0の均衡した戦いとなったが、終盤は守備のミスもあり失点を重ね敗れた。打線は日本代表の5人の投手に無安打だった。

日本代表の先発・濱口遥大投手(神奈川大)


2番手で登板した新潟医療福祉大の漆原大晟投手(2年・新潟明訓)


3番手で登板した庭山希投手(1年・小出)


4番手で登板した飯塚亜希彦投手(1年・上越)


5番手で登板した佐藤悠人投手(3年・巻)


新潟医療福祉大と日本代表の記念撮影

◇新潟医療福祉大・佐藤和也監督の話◇
「日本代表のこれだけのメンバーでも、笠原のボールをきちんととらえることは難しい。1つ1つのボールの威力はある。ただカウントが悪くなって、四球絡み(で走者を出す)というのは秋への課題。漆原もこれだけの相手にボール自体は通用することがわかった。打撃は日本代表のああいう強い打球を遠くへ打てるいいものを見させてもらった。濱口投手が素晴らしかった。見たことのないいい球を放ってくる。そういうものを笠原が学んでくれれば、秋にもっといい投手になれる。創部4年目でJAPANのユニフォームとやれる光栄は幸せ」

◇新潟医療福祉大・笠原祥太郎投手の話◇
「正直調子はいいとは言えなかったが、直球が走っていたのでストライクが取れないなりにいい投球はできた。立ち上がりに緊張し力みもあった。ピンチでは要所でストライクが取れた。(日本代表漏れし)首脳陣を見返したいという気持ちで投げた。0で抑えることができてよかった。打者は意識しないようにしていたが、『あの選手だな』という思いはあった。(4回無失点は)ピンチでギアチェンジができた。0で抑えたことは自信になる。濱口投手の緩急の使い方やチェンジアップが勉強になった。秋のリーグ戦に向けて投げ込み、走り込みをたくさんしたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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