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【女子野球】新潟県女子野球連盟が発足 女子野球の輪拡大へ連携

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新潟県内の6つの女子野球団体が協力し、15日に「新潟県女子野球連盟」を発足させた。参加したのは学童女子選手の交流と普及活動をおこなう「BBガールズ普及委員会」、社会人も含む軟式女子のクラブチームである「NLライズ」「中越フェニックス」「県央BLジャイアンツ」、県内唯一の女子硬式野球部「開志学園女子硬式野球部」、新潟市の早起き野球大会に出場している「ヒロインズ」の6団体で、今後は連携しながら球場の確保や大会運営などをおこない、県内の女子野球の普及・発展に努める。

新潟市内に6団体の代表がそろい、新潟県女子野球連盟を発足させた

県内の女子野球は2008年にBBガールズ普及委員会が発足し、小学生女子の選抜チームを結成して関東の大会に参加するなどして徐々に活動の範囲を広げてきた。その後、女子クラブチームが結成されるなど野球のプレーを楽しむ女子が増加したほか、2013年には開志学園に女子硬式野球部ができるなど、県内で徐々に「女子野球」の認知度が上がってきた。現在は6団体で小学生から50歳代まで約200人が活動している。

ただ、これまでは窓口がそれぞれの団体ごとに分かれ、大会開催や施設利用などでそれぞれが苦労をしてきた。そのため「1つの連盟になることでメリットがあり、女子選手の活躍の場が広がる」とBBガールズ普及委員会の代表を務めてきた頓所理加さんが呼び掛け、設立の運びとなった。連盟の初代会長には頓所さんが就任する。軟式と硬式のチームを含めた県レベルの女子の連盟設立は「恐らく全国で初めて」(頓所会長)という。

新潟市で開かれた設立総会の様子 規約や活動内容が承認された

15日に新潟市で開かれた設立総会では規約や活動内容、会費などが話し合われ、承認された。頓所会長は「各団体が1つになることで新潟の野球界に大きなパワーができ、新潟の女子野球を大きくしていける活動ができたら」と意気込みを話した。来年8月には新潟市のハードオフ・エコスタジアムで記念イベントを開催する予定だという。また「新潟県女子野球連盟」のホームページも開設し、活動内容を広く知ってもらうことにしている。

<新潟県女子野球連盟のホームページ>
http://www.niigata-wb.com/

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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