ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは27日、楽天から前二軍打撃コーチの草野大輔氏(40)が野手総合コーチとして派遣されると発表した。契約期間は3月15日から今季終了まで。新潟がNPBの球団からコーチの派遣をうけるのは初めて。
草野氏は宮崎県延岡市出身で、延岡学園高から社会人野球のNTT東京、NTT九州、ホンダ熊本を経て、2005年の大学生・社会人ドラフト会議で楽天から8位指名を受け29歳でプロ入り。三塁手を中心に内野手、外野手として、プロ7年間で629試合に出場。プロ通算526安打、26本塁打、打率・278の成績を残した。2012年に現役を引退した後、2014年から昨季まで楽天で二軍打撃コーチを務めた。
草野氏は球団を通して「野球界を更に発展するために、新潟という新たな地で野手総合コーチとして頑張らせて頂くことになりました。東北の皆さんや楽天イーグルスとの架け橋となれるよう、尽力していきたいと思います」とコメントを発表した。2月9日に新潟市内でコーチ就任の記者会見を開く予定。
(文/岡田浩人)