参加チーム数が全国最多の早起き野球大会である「第52回新潟市早起き野球大会」が21日に開幕し、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開会式が行われた。去年より7チーム少ない156チーム、約3500人が参加し、7月下旬までの2か月間にわたって、早朝の戦いが繰り広げられる。
選手宣誓を行う新潟医療技術専門学校の金澤海斗さん
大会は1~3部、壮年の部に分かれてトーナメント戦で戦う。今大会は壮年の部で初戦の敗者でもトーナメントを勝ち上がることができる仕組みを採用し、出場チームが最低でも2試合戦う方式を採り入れた。年々出場チームが減少する中で、少しでも多くの試合を楽しんでもらおうと考えられた。
開会式では1部の新潟医療技術専門学校の金澤海斗さんが「気持ちのよい試合がよい一日のスタートとなり、よい野球シーズンのスタートとなるはず。全チーム、全選手が楽しんで大会を終えられるよう誓います」と選手宣誓。大会会長である篠田朗新潟市長による始球式で大会の幕が開けた。
去年より7チーム少ない156チームが参加 日本一の規模は維持しているという
21日は開会式のみ行われ、22日からそれぞれの会場で試合が始まる。今年は9月29日から「全日本早起き野球大会」が新潟市で開催される予定。
(取材・撮影・文/岡田浩人)