軟式野球の早起き野球チーム日本一を決める大会「第37回全日本早起き野球大会」が29日、新潟市で開幕し、ハードオフ・エコスタジアムに全国32チームが参加して開会式が開催された。県内では初開催。新潟市から今年の大会で1部優勝を果たした内野ゴンズ、準優勝のPECKERS(ペッカーズ)、そして代表決定戦で勝利した新潟サミット倶楽部の3チームが参加し、頂点を目指す。試合は30日~10月1日の2日間で、新潟市内の8球場を使って行われる。
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選手宣誓を行う内野ゴンズ・大野政樹さん 全国から32チームが集まった
全日本早起き野球大会は生涯スポーツの一環として「健康と親睦」を合言葉に全国各地で続けられてきた。新潟市で1966年に第1回大会がスタートし、59チーム1200人が参加。第16回大会(1981年)には944チーム、1万8000人が参加するマンモス大会となり、「参加チーム数が日本一」という早起き野球が盛んな市として知られるようになった。その後は年々参加チーム数が減ったが、今年も全国一の156チームが参加し、5月から7月まで熱戦が繰り広げられた。
開会式では地元・開志学園の女子硬式野球部員が各チームのプラカードを掲げ、前年度優勝の鹿児島トランスポートを先頭に入場行進。途中、雨が降る悪天候となったが、選手たちは元気よくエコスタの人工芝を踏みしめた。
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前年度優勝の鹿児島トランスポート 新潟アルビレックスBCの元選手2人が所属
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新潟県代表 新潟市1部優勝の内野ゴンズ
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新潟県代表 新潟市1部準優勝 PECKERS
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新潟県代表 新潟市で第1回大会から参加する新潟サミットクラブ
開会式では新潟市の篠田昭市長が「全国各地からようこそ新潟市へ。心から歓迎したい。普段培った技能を存分に発揮していただきたい」と挨拶。内野ゴンズの大野政樹さんが「全力でケガのないよう戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。
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北は北海道千歳市、南は鹿児島市から32チームが新潟市に集まった
大会はハードオフ・エコスタジアムなど新潟市内の8球場を使って、30日(土)に1回戦~準々決勝、1日(日)に準決勝と決勝が行われる。決勝はハードオフ・エコスタジアムで1日の11時から予定されている。
選手の中には、08~09年まで新潟アルビレックスBCで捕手としてプレーした上ノ下健さん、09年に投手としてプレーした伊藤秀範さん(以上、鹿児島トランスポート)、09~10年まで外野手としてプレーした北條恭一朗さん(愛知・尾西信用金庫)の3人が参加している。
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元アルビBCの選手 左から伊藤秀範さん、北條恭一朗さん、上ノ下健さん
伊藤さんは「8年ぶりの新潟でケガをしないように頑張りたい」と話し、北條さんは「上ノ下さん、伊藤さんと対戦できるよう頑張りたい。今のチームでは投手をやっています」と笑顔を見せた。上ノ下さんは「こうして新潟で久しぶりに元チームメイトに会えてうれしい。野球を続けてきた甲斐がある」と再会を喜んだ。
◎参加チームと組み合わせ◎
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(取材・撮影・文/岡田浩人)