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【BCL】今季の声援に感謝 新潟アルビレックスBCサポーター感謝デー

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは3日、今季のファンの声援に感謝を表すイベント「サポーター感謝デー」を新潟市のみどりと森の運動公園屋内コートで開催した。監督、コーチ、選手とファンの交流イベントで、集まった約250人が加藤博人監督や選手たちとミニゲームなどで触れ合った。新潟アルビレックスBCは前期2位、後期3位で、2年連続でプレーオフ進出を逃したが、加藤監督は「来季こそプレーオフ進出と日本一奪還を目指す」とサポーターに誓った。

サポーター250人と記念撮影をする新潟アルビレックスBCの監督と選手たち

イベントには加藤監督、草野大輔コーチのほか、帰国した外国人選手を除く全選手が参加した。野手と投手が2チームに分かれたリレーゲームでファンを沸かせたほか、ファンが参加してスピードガン計測やストラックアウトなどのブース体験を楽しんだ。監督、コーチ、選手が気軽にサインに応じたほか、今季球団社長補佐に就任した元巨人の加藤健氏もファンの求めでサインに応じていた。

スピードガンに挑戦する子どもを見守る中西啓太投手(左)


加藤健球団社長補佐も気軽にサインに応じていた

イベントの終盤には、今季で引退・退団する10人の選手が挨拶。知念広弥投手は「社会人を辞めてBCリーグに来てよかった。NPBという目標に近づけたことは最大の誇り」と言葉を詰まらせながら感謝の言葉を述べた。また西武、DeNAで活躍した長田秀一郎投手は「去年NPBを終わった後、悩んでBCリーグに来たが、若い子が頑張っている姿を見て、来てよかったと思った。これからはアルビレックスファンとして応援したい」と引退の言葉を述べた。

引退する田畑開人投手「違う道に進むがここでの経験をいかし頑張りたい」


引退する高田郁美斗投手「野球をする環境を整えていただき楽しく野球ができた」


引退する古澤敦也外野手(上越高出身)「これからも何事にも感謝し過ごしたい」


引退する宇田川和哉捕手「充実した生活で満足。クラブチームで野球を続ける」


退団する山本優太内野手(中越高出身)「来年からも野球を続ける。1年間で学んだことをいかしたい」


引退する三木怜拳内野手「母校の大学の指導者になり、いい選手を育てたい」


退団する後藤龍輝外野手「温かいサポーターに応援されプレーできてよかった」


引退する前田将司捕手「つらいシーズンだったが財産。地元大阪で次のステップでも頑張りたい」


引退する知念広弥投手「社会人を辞めてBCリーグに来てよかった。NPBという目標に達成できなかったが、近づけたことは最大の誇り」


引退する長田秀一郎投手「悩んでBCリーグに来たが、違う環境の若い子が頑張っている姿を見て、来てよかった」

またNPBドラフト会議でソフトバンクから育成6位指名を受けた渡邉雄大投手が「4年間、新潟でお世話になった。たくさんのサポートをいただきソフトバンクへの入団が決まった。小学校の頃、ドラフト1位でプロ野球に入りたいという夢を描いてから、かなり遠回りしたがスタートラインに立つことができた。福岡で大暴れしてきたい」と感謝の言葉を述べると大きな拍手が送られた。

ソフトバンクから育成6位指名を受けた渡邉雄大投手

加藤監督は「9月10日にシーズンが終了してしまい、物足りないシーズンだったと思う。皆様の応援が選手の力になった。来年、もう少し長いシーズンにしたい。応援よろしくお願いします」と挨拶。最後に池田拓史社長が「来年こそ独立リーグ日本一を取り戻し、球団から1人でも多くの選手がNPBに行けるお手伝いをしたい」と巻き返しを誓った。

◎サポーター感謝デー 最後の選手、監督挨拶 動画◎

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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