長岡市出身のフリーカメラマンで、新潟県の高校野球現場を取材している武山智史さん(37)の写真展『グラウンドの主役たち 3』が4日から長岡市のアオーレ長岡で開催されている。3年連続となる開催で、多くの高校野球ファンが訪れている。
故郷で3年連続となる写真展を開催した武山智史さん
今回展示された作品は全部で30点。いずれも武山さんがこの1年以内に県内で撮影した高校野球の写真が中心で、日常の練習風景の何気ない部員たちの表情をとらえた写真が目をひく。
今回は夏の選手権大会で敗れた「敗者」が球場の外で保護者に最後の挨拶をしている場面を撮影した写真も展示されている。武山さんは「撮影に際しては距離感に気をつけた。これも“高校野球”と感じていただけたら」と話している。
写真展「グラウンドの主役たち 3」はアオーレ長岡で6日の午後6時まで開催されている。
夏の大会後、敗れたチームを写した作品も展示されている
(取材・撮影・文/岡田浩人)