ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは31日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで監督や選手とサポーターの交流イベント「ふれあいパーティー」を開催した。4月7日のリーグ開幕を控え、約40人のサポーターが参加し、選手の活躍とチーム優勝のための後押しを誓った。
サポーターとハイタッチで触れ合う加藤博人監督(右端)ら首脳陣と選手たち
毎年、開幕前に開催されている交流イベント。池田拓史球団社長は挨拶で「ここ2年は髙井俊(巨人育成)、渡邉雄大(ソフトバンク育成)のNPBへの選手輩出は成果があったが、優勝をお届けできていない。今年は勝ちにこだわり日本一を目指して取り組みたい」と意気込みを語った。
2年目となる加藤博人監督は「今のところはいい状態で、万全の態勢で開幕を迎えたい。11人の新人が入ってきて楽しみ。去年は(プレーオフ進出を逃し)9月にシーズンが終わってしまった。今年は10月まで試合をして、四国まで皆さんと一緒に行きたい」と3年ぶりのリーグ制覇と独立リーグ日本一を誓った。
パーティーでは選手全員が自身のセールスポイントなどをアピール。新人の長谷川凌汰投手(龍谷大)は「マウンドでの投げっぷりを見てほしい」と力を込めた。
選手とサポーターが楽しいひと時を過ごした
この後、選手たちは各テーブルごとに分かれ、サポーターとビンゴゲームなどで交流した。パーティーの最後には今季のキャプテンを務める楠本歩内野手が「長いシーズンを戦う上でいい時も悪い時もあると思うが、乗り越えて、秋にいい報告ができるようにしたい」と優勝を誓うと、大きな拍手が送られた。
東京都から出席した久保葉菜さんは「チームを応援して5年目。チームには全体的な底上げ、日本一はもちろん、集客や地域密着の部分でもチーム力をアップしてほしいし、そのために応援したい」と今季に期待を寄せていた。
(取材・撮影・文/岡田浩人)