ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは6日、石川県金沢市で西地区の石川ミリオンスターズと対戦し、13対3で大勝した。新潟は中盤以降に得点を重ね12安打で13得点。投げては4年目の前川哲(新潟産大附高)が8回3失点と試合を作った。新潟の前期通算成績は7勝6敗1分で、貯金1とした。順位は東地区3位。次戦は9日、埼玉県上尾市で武蔵ヒートベアーズと対戦する。
雨天の中、8回を投げて5安打3失点で2勝目を挙げた前川哲
◎6日の試合結果◎
新潟 13-3 石川(9回表無死、降雨コールド)
新潟 010 400 17 =13
石川 000 011 10 =3
(バッテリー)
新潟:○前川哲(2勝2敗)-土井
石川:●ベニテス(3敗)、飯野、伊藤、中島、矢鋪-小林
(二塁打)
新潟:知野(8回)
石川:中山(5回)
(三塁打)
新潟:バティスタ(4回)
◇新潟・加藤博人監督の話◇
「(前川哲は)前回悪かったので、しっかり投げろと言ったのと、一昨日の投球練習で課題を持って投げることができていた。練習はウソをつかない。練習でしっかり投げていたことが試合で出せた。テンポよく投げたことで、打線にリズムを作ることができ、こういう結果になった。打線は相手投手の四球に付け込んで得点できた。いい外国人投手から点が取れたので自信になったのでは。(貯金1で)借金より貯金の方がいい(笑)。貯金を増やしていきたい」
◇2勝目を挙げた前川哲投手の話◇
「(前回は)足を着く時に開いてしまい、ボールが抜けていた。きょうは足をそのまま出すことを心掛けた。キャッチボールから感覚を掴んだ。2試合連続でやられていたので、きょうは勝ててよかった。もう1つは変化球が悪いのが課題だったが、直球が走っていなければ変化球もいきない。きょうくらい腕を振って直球を投げることができれば、変化球もいきて相手も振ってくれる。他の投手もたくさんいる中で2試合ノックアウトされても監督から先発として使っていただいた。できれば毎試合きょうのように、悪くても試合を作れるようにやっていきたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)