第95回全国高校野球選手権大会に出場する日本文理の選手が1日、甲子園入り前の最後の学校での練習をおこなった。選手たちはフリーバッティングやシートノックをおこない、汗を流した。太田成己主将は「3年生はこのグラウンドで練習するのはきょうで最後。感謝の気持ちを持って、ここで練習してきたことを甲子園で出せるよう頑張りたい」と話した。
練習後に大井道夫監督は選手を集め、「大阪は気温が高いので体調管理を気をつけるように」と個々の体調管理への自覚を促した。
新潟大会で制球に苦しんだ2年生エースの飯塚悟史は室内練習場で投球フォームの修正をおこなった。「あんな内容の投球だったのに背番号1を与えてもらい、その重み、期待を感じている。死ぬ気でやりたい」と意気込みを話した。
日本文理は2日午前9時から学校で出発式をおこない、同日大阪入りする予定。3日には甲子園練習をおこない、5日に組み合わせ抽選会がおこなわれる。大会は8日に開幕する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)