ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは5日、稲葉大樹野手コーチ兼任内野手(34)が来季も兼任コーチとして現役を続行すると発表した。稲葉はBCリーグが設立された2007年からプレーを続ける唯一の選手。これまでの12年間で積み重ねた安打数は878に上り、日本独立リーグに所属する選手の中で最多となる。
現役として13年目のシーズンを戦うことを決めた稲葉大樹
稲葉は5日も長岡市内の室内練習場で若手選手とともにキャッチボールやティー打撃などで汗を流した。「この3年間、サポーターに優勝を届けることができていない。来季は何とか地元で胴上げしたい」と7年ぶりの独立リーグ日本一奪還へ決意を示した。
(撮影・文/岡田浩人)