日本野球機構(NPB)は11日、長岡市出身で今季は研修審判員としてルートインBCリーグの公式戦などに派遣されていた川上拓斗審判員(22歳・中越高出身)と来季はファーム戦などを担当する「育成審判員」として契約すると発表した。川上審判員は「BCリーグでの経験を忘れずに、また皆様に良いご報告ができるよう頑張ります」とコメントしている。
来季はNPB育成審判員としてファーム戦などを担当する川上拓斗審判員
川上審判員は中越高校野球部の出身。高校卒業後の2015年にBCリーグに採用され、審判員として経験を積んだ。NPBのアンパイア・スクールを経て、今年2月にNPBの研修審判員に採用され、今季はBCリーグに派遣される形で公式戦で実戦経験を重ねた。新たな契約でBCリーグ出身の審判員として初の「育成審判員」となり、来季はファームの試合などでさらに実戦経験を積む。今後は一軍の試合を担当できるNPB審判員の契約を目指す。
川上審判員はBCリーグを通じて「この度、来シーズンよりNPB育成審判員として、契約いたしました。BCリーグでは審判としてだけでなく、様々なことを学ぶことができました。この経験を忘れずに、また皆様に良いご報告ができるよう頑張ります。BCリーグでの4年間は一生忘れません。本当にありがとうこざいました」とコメントを発表した。
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(撮影・文/岡田浩人)