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【BCL】新潟が10連勝 前期優勝マジック8に 樋口が3打点

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは18日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで茨城アストロプラネッツと対戦し、4対0で勝利した。新潟は1引き分けを挟み10連勝で、前期通算成績を18勝4敗1分とし、前期優勝マジックを8に減らした。新潟の次戦は19日(日)16時から、埼玉県北本市で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦する。

新潟は初回、樋口龍之介(立正大)の左線適時二塁打で先制すると、足立尚也(桜美林大)の適時打で2点を先行した。2回以降、武蔵の先発・小沼健太の前に追加点を挙げることができなかったが、小沼が交代した8回に2死1、2塁から樋口の右越え適時二塁打でダメ押しとなる2点を追加した。投げては先発の中西啓太(帝塚山大)が8安打を浴びながらも無失点に抑えると、最後は海老塚耕作(函館大)が締めた。

1回裏、新潟が2死3塁から四番・樋口龍之介の左線適時二塁打で先制

◎18日の試合結果◎
<エコスタ>
新潟4-0茨城

(バッテリー)
茨城:●小沼(2勝3敗)、日下部-楠
新潟:○中西(6勝1敗)、海老塚-西澤
(二塁打)
茨城:楠(5回)
新潟:樋口2(1回、8回)

1回裏、新潟は先制後、足立尚也の右前適時打で2点目を挙げる


新潟の先発・中西啓太は8回を投げ、8安打を喫するも5奪三振で無失点の内容



8回裏、新潟は2死1、2塁から樋口のライトフェンス直撃の適時二塁打で2点追加

◇新潟・清水章夫監督の話◇
「中盤(追加点が取れず)、ズルズル行くパターンだった。向こうに1点が入ったら危なかった。中西も粘った。併殺もしっかり取れた。(樋口は打撃不調だったが)打つ打たないではない、守りでも試合で存在を表している。たまたま安打が出なかっただけ。(中西は)真っすぐのキレなどよくなく、変化球に頼り気味だった。悪いなりにいろいろ考えて投げていた。(マジック8だが)そういう数字は見ないタイプ。選手も普段通りやっていて頼もしい限り」

◇新潟・樋口龍之介選手の話◇
「(1回の打った球は)たぶんカットボール。内角を攻められたが、さばけると思った。イメージはしていた。打ててよかった。(長打が出ていなかったが)久々で気持ちよかった。四番に座りながらもチームに迷惑をかけていたので、何とか出てよかった。(8回は)風であそこまで行ったのでは。打ったのは内寄りの真っすぐ。抜けてくれてよかった。きょうはやっと仕事をできたかなと思う。マジックと言われるが、一戦一戦勝って減らしていければ。(シーズン前は優勝したいと話していたが)遠ざかっているし、独立リーグはチームメイト全員と長く野球ができるわけではない。一緒になったチームメイトとみんなで喜びたい」

◇新潟・中西啓太投手の話◇
「(きょうの調子は)10がMAXだとしたら1だった。調子が悪く、真っすぐは1回だけ140キロを超えただけ。とにかく勝つことだけを考えた。向こうの小沼投手の方が流れを呼び込む投球をしていた。消去法でいろいろ試しながら投げた。悪いなりに0で投げられたことだけがよかった」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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