8月6日に開幕する「第101回全国高校野球選手権大会」に2年ぶり10回目の出場を決めた日本文理高校ナインが31日、甲子園に向けて出発した。教職員や保護者に見送られ、新潟市西区の同校を午前9時前にバスで出発。新幹線を乗り継ぎ、宿舎のある大阪市に到着した。
新潟市西区の日本文理高校の玄関前で出発前の挨拶をする選手たち
鈴木崇監督は「決勝後から選手も甲子園で勝てるよう、大会中の課題を克服するよう練習していたし、体調も順調に来ている。一番いい状態で出発の日を迎えられた」と話し、「新潟大会同様、南を中心にしっかり守り、攻撃では先制点は必須。甲子園での歓声を力に変えられるよう試合を運びたい」と意気込みを話した。
長坂陽主将は「甲子園に向けて気合いが入っている。ここからは現地での調整になる。大阪での暑さ対策もしっかりしたい」と出発前の気持ちを話し、「全国制覇に向かって、一戦一戦、特に初戦を大事にしたい」と力を込めた。
バスに乗り込む選手たち
日本文理は1日に甲子園練習と現地の球場での練習が予定されている。大会は3日に組み合わせ抽選会が行われ、6日に開幕する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)