新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は26日、2球場で3回戦4試合が行われた。ハードオフ・エコスタジアムの第1試合では昨夏優勝の日本文理が新潟江南にコールド勝ち。第2試合は村上が新発田中央に快勝した。悠久山球場の第1試合は長岡大手が延長10回タイブレークの末、長岡工にサヨナラ勝ち。第2試合は高田北城が上越総合技術をくだした。これでベスト16が出そろった。4回戦は8月1日に4球場で行われる。
悠久山①長岡大手4-3長岡工
延長10回裏、長岡大手が1死2、3塁から岡部凜平(3年)の適時打でサヨナラ勝ち
◎26日の3回戦の試合結果◎ ※記録は新潟県高野連発表
<ハードオフ>
①日本文理15-0新潟江南(5回コールド)
(バッテリー)
江南:本多深成、吉岡大輝、長谷川輝、本多深成-藤﨑咲吉
文理:長谷川優也、種橋諒-千島広大、平野貴史
(二塁打)
文理:桑原大紀(1回)、野本稜介(2回)、中田龍希(3回)、齋藤現起(4回)
(三塁打)
文理:長谷川優也(4回)
日本文理の先発⑤長谷川優也(3年)
4回裏、日本文理は齋藤現起(3年)の左前適時打で9-0とリードを広げる
②村上9-2新発田中央
(バッテリー)
村上:齋藤知希、前田奏多-池田健汰
中央:山岸閃理、長谷川翔午、飯嶋春斗、鵜頭航-本間一皓
(二塁打)
村上:当摩天喜(6回)
中央:本間亮哉(6回)
(三塁打)
村上:佐藤壮星(7回)、池田健汰(9回)
中央:中野冬椰(8回)
新発田中央の先発⑩山岸閃理(1年)
2回表、村上が六番・池田健汰(3年)の中前適時打で2塁から当摩天喜(3年)が生還し、1-0。この回2点を先行する
2回裏、1点を返した新発田中央は2死3塁から本間一皓(2年)の中前適時打で2-2の同点に追いつく
6回表、村上は2死1、3塁から齋藤知希(3年)の中前適時打で3-2と勝ち越し
7回表、村上は佐藤壮星(3年)の中越え2点適時三塁打で8-2と突き放す
4年ぶりにベスト16に進出した村上 4回戦は村上桜ヶ丘と対戦する
<悠久山>
①長岡大手4-3長岡工(延長10回タイブレーク)
(バッテリー)
長岡工:栗田裕史、大塚夏間-山田大翔
大 手:田村優太、上村健-岡部凜平
(二塁打)
大 手:宮島輝(8回)
(三塁打)
長岡工:田中壱成(4回)
大 手:村山純平(3回)
長岡大手の先発⑩田村優太(3年)
3回裏、長岡大手は四番・木倉享之介(3年)の中前適時打で、三塁打で出塁した村山純平(3年)が生還し、1-1の同点に追いつく
5回表、長岡工は1死満塁から投ゴロ→本塁封殺→一塁送球セーフ→二塁走者飛び出し二塁へ送球→その間に三塁から主将の廣川颯斗(3年)が生還、3-2と勝ち越し
8回裏、長岡大手は1死2塁から主将の宮島輝(3年)の中越え適時二塁打で岡部凜平(3年)が生還し、3-3の同点に
タイブレークの延長10回裏、長岡大手が1死2、3塁から岡部凜平(3年)の適時打でサヨナラ勝ち
好投の長岡工①大塚夏間(3年)はサヨナラ負けの瞬間、呆然と立ち尽くした
②高田北城7-2上越総合技術
(バッテリー)
上総:平田倖希、吉田英治、小林天優-藤巻一希
北城:安達大輔、藤井幸之助、牛木研志-杉田将太
(二塁打)
上総:齋藤陸真(6回)
(三塁打)
北城:竹内結大(5回)
(本塁打)
北城:安達大輔(5回・2ラン)
高田北城のエース①安達大輔(3年)
5回裏、高田北城は三番・安達大輔(3年)の左越え2ランで7-0に
7回裏、1死満塁のピンチでマウンドに集まる上越総合技術ナイン この跡、併殺でコールドのピンチを凌いだ
ベスト4に進出した2017年以来、夏ベスト16進出を決めた高田北城
◎8月1日(土)の4回戦予定◎
<ハードオフ>
①北越(9:00)東京学館新潟
②日本文理(12:15)新潟
<五十公野>
①村上桜ヶ丘(9:00)村上
②新津(12:15)五泉
<悠久山>
①加茂暁星(9:00)中越
②長岡大手(12:15)新潟県央工
<佐藤池>
①柏崎(9:00)関根学園
②上越(12:15)高田北城
(取材・撮影・文/岡田浩人 取材・撮影/河内、石澤、各氏)