新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は1日、4球場で4回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。ハードオフ・エコスタジアムの第1試合では昨秋優勝の北越が延長タイブレークの末、昨夏準優勝の東京学館新潟に競り勝った。第2試合では昨夏優勝の日本文理が新潟をくだした。五十公野球場では村上桜ヶ丘と五泉がともにコールド勝ち。悠久山球場では中越と新潟県央工がともに1点差を逃げ切った。佐藤池球場では第1試合で関根学園が逆転勝ち。第2試合は上越が創部以来初となる夏のベスト8進出を決めた。
2日はハードオフ・エコスタジアムと悠久山球場で準々決勝4試合が行われる予定。
ハードオフ①北越1-0東京学館新潟
延長10回を無失点に抑えた北越①阿部柚士郎(3年)
◎1日の4回戦の試合結果◎
<ハードオフ>
①北越1-0東京学館新潟(延長10回タイブレーク)
→北越が夏は2年連続でベスト8進出
(バッテリー)
北越:阿部柚士郎-高橋良輔
学館:高橋駿、南波秀-神保智哉
(二塁打)
学館:古俣秀(1回)
②日本文理5-2新潟
→日本文理が夏は2年連続でベスト8進出
(バッテリー)
文理:長谷川優也、渡邊京、高岡蓮-千島広大、平野貴史
新潟:遠藤彰-田中雅大
(二塁打)
文理:齋藤現起(2回)、千島広大(8回)
(本塁打)
新潟:田中雅大(8回・2ラン)
<五十公野>
①村上桜ヶ丘10-0村上(6回コールド)
→村上桜ヶ丘が夏は5年ぶりベスト8進出
(バッテリー)
桜丘:菅原岳心-山下悠心
村上:齋藤知希、前田奏多-池田健汰
(二塁打)
桜丘:佐藤瑠(4回)、山田大斗(6回)
(三塁打)
桜丘:小田有希(1回)
②五泉9-1新津(7回コールド)
→五泉が夏は2年連続でベスト8進出
(バッテリー)
新津:早川友基、井田千翔、小出陽大-藤田拓蔵
五泉:渡部真白、塚野勇斗-伊藤知尋
(二塁打)
新津:塚野優晴(2回)
五泉:井関晶也(6回)
(三塁打)
五泉:近藤大希(6回)
<悠久山>
①中越4-3加茂暁星
→中越が夏は14年連続でベスト8進出
(バッテリー)
暁星:砂川功樹-伊藤謙吾
中越:佐藤旦有夢、佐藤雄飛-永井幸太
(二塁打)
暁星:藤井聖也(2回)、荒木友斗(3回)、佐藤健(3回)、砂川功樹(7回)
中越:渡辺恵多(8回)
(三塁打)
暁星:砂川功樹(3回)
中越:永井幸太(3回)
②新潟県央工1-0長岡大手
→新潟県央工が夏は6年ぶりベスト8進出
(バッテリー)
県央:滝沢拓豊-小林龍翔
大手:上村健-岡部凜平
(二塁打)
大手:力間悠悟(7回)
(本塁打)
県央:菊地直(4回・ソロ)
<佐藤池>
①関根学園8-5柏崎
→関根学園が夏は5年ぶりベスト8進出
(バッテリー)
柏崎:小黒正太郎、渡邉倖、伊部大樹、星野直哉-村山颯太
関根:瀬戸景大-舘野彪馬
(二塁打)
柏崎:鈴木仁人(4回)
関根:尾身颯太(2回)、滝澤夏央(7回)
②上越5-2高田北城
→上越が夏は初のベスト8進出
(バッテリー)
北城:安達大輔-杉田将太
上越:髙野空、山田幹汰-山岡柊、小林優翔
(二塁打)
上越:大野駿(5回)
◎2日の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①北越(9:00)日本文理
②村上桜ヶ丘(12:15)五泉
<悠久山>
①上越(9:00)関根学園
②中越(12:15)新潟県央工
(取材・撮影・文/岡田浩人 取材・撮影/松井弘恵、頓所理加 撮影/河内、石澤、各氏)