中学硬式野球の「第48回リトルシニア日本選手権大会」の信越連盟による代表決定戦(順位決定リーグ戦)が14日、妙高市の新井総合公園野球場で開催された。新潟1位の新潟シニアは中野シニア(東北信1位)、松本南シニア(中南信1位)と対戦し、1勝1敗で2位となり、日本選手権出場を逃した。
長野県の2代表と戦い1勝1敗も、全国切符はならなかった新潟シニア
◎14日の代表決定戦の結果◎
<新井総合公園>
①新潟シニア 0-4 中野シニア
(バッテリー)
新潟:五十嵐暁、小林凛ー岩崎純大
中野:大塚、櫻井-多田
(二塁打)
中野:市川
(三塁打)
中野:市川
②中野シニア 8-1 松本南シニア(5回コールド)
③新潟シニア 7-0 松本南シニア(6回コールド)
(バッテリー)
松本南:原田、高林-吉水
新 潟:宮村優、五十嵐暁-岩崎純大
(二塁打)
新 潟:岩崎純大
(三塁打)
新 潟:宮村優、小林凛
5回裏、新潟は岩崎純大(小新中3年)の適時二塁打で5-0に
6回裏、新潟は更科悠風(燕北中2年)の適時打で7-0としてコールドに
◇新潟シニア・南場将也監督の話◇
「試合前に『2つ負けて帰る訳にはいかない』と話した。2試合目の先発の宮村は試合をつくってくれた。守備のリズムをつくってくれて、打線も乗りやすかった。秋の新人大会の1回戦負けから始まり、コロナで3か月練習ができない時期があったが、よく信越の2位まで上がってくれた。これが終わりではない。自分自身も新潟シニアの時には1つも全国に出れず、その思いを持って高校(日本文理高)で甲子園に行き、大学(東北福祉大)でも選手権、社会人(信越硬式クラブ)でも都市対抗も出ることができた。これで終わりではない。これを糧にして頑張ってもらいたい」
◇新潟シニア・小林凛主将の話◇
「1試合目は序盤に点が取れず厳しかった。2試合目の前に『絶対に勝つぞ』と話した。何も残さないくらい全力でやった。(新チーム発足時は)最初はまとまりがないチームだったが、みんながよく頑張った。この悔しさで強くなりたい。ここで教わったことをいかして高校でも頑張りたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)