独立リーグ・BCリーグの2013年シーズンが13日開幕し、新潟アルビレックスBCが3-0で群馬ダイヤモンドペガサスをくだし、開幕戦を勝利で飾った。今季就任したギャオス内藤監督は初勝利に喜びを爆発させた。
新潟は2回裏に5番に入った足立がレフト前ヒットで出塁。続く青木が四球を選び、福岡のピッチャーゴロを群馬の野手選択で満塁に。続く池田がファーストゴロの間に1点を先制。さらに続く荒井がセカンドゴロの間にさらに1点を入れ、この回に2点を先制。さらに5回裏には荒井の右中間3ベースでチャンスを作ると、キャプテン佑紀のセカンドゴロの間に1点を追加した。
守っては2年連続の開幕投手・寺田が7回まで無失点の好投。8回は新人左腕の佐藤が連続四球でピンチを招いたものの後続を3者連続三振に抑えた。9回はロバートが締めた。勝利投手は寺田、ロバートにセーブがついた。敗戦投手は栗山。
開幕戦勝利投手となった寺田は「きょうの出来は70点。ボールが高めに集まってしまった。カーブでストライクが取れたので抑えられた。やっと開幕で勝つことができた」と安どの表情を浮かべた。
攻撃時に3塁ベースコーチに入るギャオス内藤監督
初勝利の瞬間、喜びを爆発させるギャオス内藤監督(背番号24番)
試合後、ギャオスポーズを決めるギャオス内藤監督
初采配で初勝利を飾ったギャオス内藤監督は試合終了の瞬間、誰よりも早くベンチを飛び出し喜びを爆発させた。「監督として1勝を挙げることができ、選手にありがとうと言いたい。寺田は昨年同様自分の投球をしてくれた。初采配で勝てたので100点、大成功」と喜んだ。
新潟の次戦は14日(日)13:00から群馬・上毛新聞敷島球場で群馬と対戦する。予告先発投手は新潟が阿部拳斗(中越高出身)で、群馬がラミレス。
<試合後のギャオス内藤監督と寺田哲也投手のインタビュー動画>
(取材・撮影・文/岡田浩人)