3月25日の打撃練習中に右手にボールを当て、薬指を骨折した広島カープの今井啓介投手(中越高出身)が順調な回復を見せている。4月第1週にはキャッチボールを再開。第2週に入るとブルペンでの投球練習を始め、13日には捕手を座らせて100球を超える球数を投げた。今井投手によると、骨折した薬指には「まだ痛みがある」というものの、投球には支障がないという。順調に回復すれば、今月中にも二軍戦で実戦マウンドに立つ可能性がある。広島カープは昨年の新人王・野村投手が不調から二軍落ちするなど、先発投手陣に課題を抱えていて、今井投手の戦線復帰が待たれる。
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