関甲新学生野球連盟の春季リーグ戦を受けた2部・3部入れ替え戦が31日と1日に新潟市の新潟医療福祉大野球場でおこなわれ、新潟医療福祉大(3部優勝)が2連勝で新潟大(2部最下位)をくだした。秋季リーグ戦が現在の枠組みで行われる場合、新潟医療福祉大が2部に昇格、新潟大は3部に降格する。
2部昇格を決めた新潟医療福祉大
◆2部・3部入れ替え戦◆
①31日の第1戦
新潟大 000 000 0 |0
医福大 400 131 × |9 (7回コールド)
②1日の第2戦
医福大 000 003 06 |9
新潟大 000 000 00 |0 (8回コールド)
第2戦で先発、8回途中まで無失点の新潟医療福祉大2年⑪板垣瑞希投手
第2戦で5回まで無失点に抑え完投した新潟大4年⑱堀智貴投手(新潟高出)
第2戦の8回表、新潟医療福祉大2年③遠田裕嗣選手(十日町高出)の内野安打で追加点
試合後、選手たちに感謝と労いの言葉を述べる新潟医療福祉大・佐藤和也監督
◇新潟医療福祉大・佐藤和也監督の話◇
「5回まで0-0で押されていたが、チャンスが来て、流れがこちらに来たら勝負をかけようと考えていた。勝つことができ嬉しいし、ホッとした。去年秋(3部5位)の悔しさを春のリーグ戦と入れ替え戦でしっかりいかすことができた」
◇新潟医療福祉大・橋本彗主将の話◇
「全勝で3部優勝するのを目標にやってきた。入れ替え戦に勝たなければ意味がないので全員で心を1つにして戦うことができた。(秋に向けて)今まで戦ってきた相手よりも強い相手になる。まだ上でやるには自分たちのレベルは足りていないので夏に練習を積みたい。最終目標は神宮での全国大会に出ること。そこまでは負けられない」
(取材・撮影・文/岡田浩人)