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【高校野球】日本文理が準決勝へ 富山国際大付を終盤突き放す 北信越大会

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第130回北信越高校野球大会は8日、準々決勝がおこなわれ、日本文理(新潟1位)が11-4で富山国際大付(富山3位)を破り準決勝へ進出した。日本文理は9日(月)10:00から春江工・坂井(福井1位)と決勝進出をかけて戦う。

◆8日の準々決勝◆
日本文理 101 030 402 |11
富山国際 021 010 000 |4
(バッテリー)
日本文理:①飯塚-鎌倉
富山国際:①西田、⑩田口-能原
(本塁打)
富山国際:西田(2回2ラン)


日本文理の先発・飯塚悟史投手


1回表、日本文理が3連打で先制 ホームインする田代優貴選手


試合終了の瞬間 池田貴将主将(左)と飯塚悟史投手

◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「飯塚は普通の出来だった。序盤リードを許したが選手にも焦りはなかった。打撃陣はまあまあ。(相手が右投手ということで)起用した左打者の川口、田代が物足りなかった。(相手投手については)低めを捨てて高めを打てという指示だった。(7回のスクイズは)俺もスクイズやるぞというところを見せたかった(笑)。(17安打も17残塁で)恥ずかしいね。タイムリーが出なかった。(準決勝は)春江工・坂井さんもいい打撃だし、明日もまた面白い試合になるのでは」

◇日本文理・池田貴将主将の話◇
「中盤まで接戦だったが、後半点数を重ねられたのは良かった。序盤に点を取れず残塁が目立ったので、それが課題。自分自身の打撃は悪い状態ではない。」

◇日本文理・飯塚悟史投手の話◇
「暑くなってきた気候の中でしっかり投げられたのは大きい。点数を取られてもペースを持っていかれないよう気をつけた。終盤は仲間が点数を取ってくれたので気持ちも体も楽になった。(北信越大会は)秋に優勝しているので、春も連覇して夏に乗り込みたいと思っている」

◇日本文理・小太刀緒飛選手の話◇
「(7回満塁から左前適時打で2点)打ったのは低めの真っ直ぐ。(準々決勝での登板が予想されるが)この大会は飯塚抜きで優勝することが目標。飯塚が投げて勝つのは当たり前。自分たち(2番手、3番手の投手陣)が投げて勝てる試合を増やしたい」

◆その他の準々決勝の結果◆
春江工・坂井(福井1位)6-1松本第一(長野2位)
富山商(富山1位)3-1小松大谷(石川2位)
福井工大福井(福井2位)6-2創造学園(長野1位)

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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