第96回全国高校野球選手権・新潟大会の組み合わせ抽選会が27日、新潟市の新潟テルサでおこなわれ、88チーム90校(3校連合1チーム)の対戦が決まった。新潟大会は7月10日に開幕。開会式の直後におこなわれる開幕戦は新潟と新津南の対戦に決まった。また開会式の選手宣誓は高田農の前川峻主将が選ばれた。
◇各チーム監督のコメント◇
<中越・本田仁哉監督の話>
「(日本文理と同じブロックで)昨年夏と組み合わせが同じ場所、同じ位置で『よし、やってやるぞ』という場所に入った。もちろん一戦一戦勝っていくことが大事だが、文理を叩かないと甲子園には行けない。エースの星をはじめ、選手たちは『やってやるぞ』という気持ちで向かっているので、うまく選手たちの気持ちを乗せてあげたい」
<三条・勝雅史監督の話>
「勝ち上がるのが簡単ではないブロックに入った。まずはベスト8を目指したい。ハードオフ・エコスタジアムで試合をしたい。そこまで行けば負ける気がしなくなってくると思う。競り合いで勢いをつけることができれば。(エースの)小杉の調子も良く、チームの状態も上向いている」
<長岡大手・鈴木春樹監督の話>
「勝ち上がっていって(前任校の)県央工と戦いたい。大会の序盤は苦しむだろうが、勝ち上がっていって勢いをつけたい」
<高田農・大久保徳人監督の話>
「高田農は3年生が少ないチーム。(選手宣誓が決まった)主将の前川は1、2年生に声をかけて動かしてきた。チームをまとめられる選手。開会式には前川にとっても、学校にとっても記念すべき日になる。宣誓文には今までチームでやってきたことや前川自身の言葉を入れたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)