ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは6日、長岡市悠久山球場で富山サンダーバーズと対戦し、11-1で大勝。上信越地区2位の信濃グランセローズがダブルヘッダーで連敗したため、新潟の後期上信越地区優勝マジックが1となった。新潟は最短で7日にも4年連続となる後期優勝が決まる。新潟の次戦は7日(日)13:00から三条パール金属スタジアムで群馬と対戦する。
大勝を喜ぶ新潟アルビレックスBCの監督、コーチ、選手たち
◎6日の試合結果◎
新潟アルビレックスBC 11-1 富山サンダーバーズ
富山000 100 000 =1
新潟052 103 00× =11
(バッテリー)
富山:●永田、中村、安斉、藪上-佐伯、大誠
新潟:○間曽、阿部、山口、板谷-平野、沢田、森下
新潟は2回、6番・足立尚也選手の中前適時打で先制
新潟は2回、無死満塁から8番・青木智史選手の左越え二塁打で2点を追加
新潟は3回、7番・萩島寿哉選手の三塁打で平野進也、足立尚也の両選手が生還
新潟の先発・間曽晃平投手は要所を締めリーグトップの12勝目を挙げた
◇新潟・ギャオス内藤監督の話◇
「言うことがない展開。(マジック点灯だが)勝って兜の緒を締めよで、これからもミスのないように戦っていきたい。間曽は制球がバラつき安定していなかったが、早めに降板させて来週に調整してもらおうと考えた。青木はここ最近調子がいい。引退発表後、より野球を楽しむ姿勢で結果につながっている。(マジック点灯で)少し主導権を握ることができるが今後もしっかり戦いたい。来てくださるお客さんのためにしっかりした野球を見せたい。あすもエース級の投手を序盤で捕まえることができれば」
◇新潟・青木智史選手の話◇
「(2回は)変化球を狙っていた。泳いでしまったが最後まで振り切ることができて外野の頭を越えることができた。変化球狙いでいい準備ができた。(2二塁打だが)試合ごと、打席ごとにムラがあり、そこが最後まで課題。(マジック点灯で)ここ数年は優勝に恵まれてきたが、今季入ってきたメンバーもいる。優勝経験がある選手がどう試合に臨むかがチームを左右する。ベテランと呼ばれているメンバーがしっかりしていかないといけない。自分が貢献できるところはそこ。チームの士気が上がる打席にしなければいけない」
(取材・撮影・文/岡田浩人)