新潟県内の小学生による軟式野球の選抜チーム「新潟ジュニアベースボールクラブ」が20日から台湾で開催される「諸羅山盃國際少年棒球(野球)大会」に出場する。大会には日本や台湾、オーストラリアなどから162チームが参加する。新潟ジュニアは3年連続の大会出場で、チームは一昨年が5位、昨年が4位だった。石塚智監督は「今年こそは優勝できるように頑張りたい」と意気込んでいる。
20日からの国際大会に挑む新潟ジュニアベースボールクラブの選手たち
選手たちは県内の少年軟式チームに所属する中から選抜された。今年のチームは昨年の大会の経験者が3人いる。昨年も遊撃手で出場した広瀬航大主将(分水北小・12)は「海外の選手と交流できてよかった。右足をケガしてしまったが、大会までには間に合う。今年こそ優勝をしたい」と話す。
素振りをする広瀬航大主将(分水北小6年)
連係プレーなど守備練習で確認をおこなう選手たち
全員野球で初優勝を狙う
チームは今月上旬に宮城県に遠征し、練習試合などで調整をおこなってきた。きょう19日に現地入りし、20日には開会式がおこなわれる。21、22日と予選がおこなわれ、23日から最終日の25日まで決勝トーナメントがおこなわれる。台湾滞在中は現地のチームなどとの交流も予定されている。
(取材・撮影・文/岡田浩人)