関甲新学生野球連盟の2部に所属する新潟医療福祉大が、春季リーグ戦で7試合を終え5勝2敗で埼玉大とともに首位を走っている。残り試合は3試合で、9、10日と南魚沼市のベーマガスタジアム(大原運動公園野球場)で現在3位の作新学院大(栃木)との2連戦を迎える。また23日には同スタジアムで埼玉大と4月に中止となった残り1試合を戦う。新潟医療福祉大は優勝がかかった終盤3試合を地元・新潟県の南魚沼市で戦うことになり、地元の声援を背に一気に2部優勝を狙う。
2部優勝がかかった3試合を地元・新潟県南魚沼市で戦う新潟医療福祉大
新潟医療福祉大は右のエース・板垣瑞希(3年・酒田南)、左のエース笠原祥太郎(3年・新津)に加え、竹石智弥(3年・新潟明訓)、佐藤悠人(2年・巻)ら投手陣が安定。俊足巧打のトップバッター水石英佑(1年・小諸商)がチャンスを作り、小黒一輝(2年・日本文理)、堀口晃平(3年・専大松戸)、宮島巧(3年・新潟明訓)らの中軸が返す得点パターンが確立されている。
2部の優勝は勝率によって決まる。新潟医療福祉大は残り3試合を全勝すれば優勝。2勝1敗でも同率首位の埼玉大と3位の作新学院大との直接対決が2試合残っており、その結果によって優勝の可能性がある。2部で優勝したチームは1部の最下位のチームと入れ替え戦をおこなう。
◎試合予定◎
5月9日(土)10時~ 新潟医療福祉大×作新学院大 @ベーマガスタジアム(大原運動公園)
5月10日(日)12時30分~ 新潟医療福祉大×作新学院大 @ベーマガスタジアム
5月23日(土)13時~ 新潟医療福祉大×埼玉大 @ベーマガスタジアム
(撮影・文/岡田浩人)