中学硬式野球の第43回リトルシニア日本選手権が31日、東京・神宮球場などで開幕する。新潟県からは信越連盟代表として新潟シニア(信越2位)と新潟西シニア(信越3位)が全国制覇を目指して挑む。
新潟シニアは2年ぶり7度目の選手権出場となる。就任1年目の泉貴之監督のもと、130キロ台中盤の直球とスライダー、スプリットなどを投げ込む鈴木裕太投手(3年)を中心に「守りのチーム」(泉監督)を作り上げた。2006年には新潟県最高成績である全国準優勝を成し遂げていて、その上の頂点を目指す。
新潟西シニアは今春の選抜大会に続く全国の舞台となる。右の本格派・大関風雅(3年)を中心に堅守と機動力をいかしたチームカラーが特徴。昨年からの経験豊富な選手が多く、今春の選抜大会では1勝を挙げベスト16進出を果たした。チームは「全国制覇」を目指す。
大会は全国32チームが参加し31日に開幕する。1回戦で新潟シニアは宮崎シニア(九州連盟)と、新潟西シニアは仙台東部シニア(東北連盟)とそれぞれ対戦する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)