第97回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕・甲子園球場)に出場する中越の斎藤颯主将が30日、フリー打撃をおこなった。6月25日に右足くるぶしを疲労骨折して以来初めて。チームは31日に地元で最後の調整をおこなった後、1日に甲子園に向け出発する。
ティー打撃をおこなう斎藤主将 右足首にサポーターをしているが順調な回復ぶり
秋春の県大会では4番打者を務めてきた斎藤主将は、新潟大会直前の6月25日の守備練習中に右足くるぶしを疲労骨折。医師からは全治3か月と言われ、手術を受けた。新潟大会はベンチ入りしたが試合出場はしなかった。
練習を終えた斎藤主将は「気持ちよかった。久しぶりで球に力が伝わらなかったが、徐々に慣れていきたい。痛みはなかった。このまま順調に行けば甲子園で打席に立つことができると思う。焦らずしっかり治したい」と話した。
(取材・撮影・文/岡田浩人)