ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは4日、桑田真樹外野手(23)が信濃グランセローズに移籍すると発表した。桑田外野手は元巨人・桑田真澄氏の長男で桜美林大を卒業後の今季入団した。今季は50試合に出場し打率.233、2本塁打、16打点だった。
信濃に移籍する桑田真樹外野手
桑田外野手は球団を通じ、「新潟では新人ながら試合に出場させていただき、リーグチャンピオンという貴重な経験もさせていただくことができました。この1年間の経験を活かし、新天地でも活躍できるよう頑張ります。1年間という短い間でしたがお世話になりました」とコメントを発表した。
また塚田晃平投手(26)は申し出により現役を引退する。早稲田大から広島カープ育成などを経て今季入団した塚田投手は、21試合に登板し2勝3敗3S、防御率4.70の成績だった。塚田投手は球団を通じ、「NPBでもう一度プレーしたい、新潟の野球界に貢献したいという思いで今年1年間やってきましたが、自分の実力を再確認したシーズンでもありましたし、NPBトライアウト後、オファーもいただけなかったのでこのような決断に至りました。今年一年間は新潟のサポーターの皆様と一緒にシーズンを戦うことができ、素晴らしい新潟の地で野球人生を終えられてとても満足しています。これからはビジネスの世界で活躍できるよう、勉強していきますのでこれからも塚田晃平を応援よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。
現役引退を決めた塚田晃平投手
(取材・撮影・文/岡田浩人)