軟式野球を引退した中学3年生によるKWBボール(旧Kボール)の大会「第8回魚沼コシヒカリ大会」(ベースボール・マガジン社と実行委員会が主催)が1、2日の両日、魚沼市で開催され、新潟県選抜チームの「新潟トキ」が決勝で埼玉県選抜の「埼玉スーパースターズ」を逆転でくだし優勝した。今大会には北は北海道、南は兵庫県から16チームが参加し、県内からは新潟県選抜2チームを含む5チームが参加。新潟県勢の優勝は4年ぶり。
逆転勝ちで優勝を決め、歓喜に沸く新潟県選抜・新潟トキのメンバー
◎2日の決勝トーナメントの試合結果◎
<決勝戦>
新潟トキ2-1埼玉スーパースターズ
埼玉ス 100 000 0 =1
新潟ト 000 002 × =2
→新潟トキが優勝 新潟県勢チームの優勝は4年ぶり
(バッテリー)
新潟:南(黒埼中)、柳橋(中之島中)、池田(新井中)-佐久間(本丸中)、本田(聖籠中)
決勝戦で先発した新潟トキ・南隼人投手(黒埼中) 初回に1失点したが粘り強く投げた
6回裏、新潟トキの大橋輝一選手(小須戸中)が2、3塁から右前に逆転適時打を放つ
最終回に1死満塁のピンチも冷静に抑えた新潟トキ・池田真士投手(新井中)
優勝した新潟トキは新潟県選抜「新潟KWBクラブ」として
10月8日から千葉県でおこなわれる「U-15全国KWB秋季大会」に出場する
準優勝の埼玉スーパースターズ 投打にハイレベルな選手が多い好チームだった
<準決勝>
①埼玉スーパースターズ1-0新潟スワン(特別延長8回)
埼玉ス 000 000 01 =1
新潟ス 000 000 00 =0
新潟スワンの先発・渡辺泰成投手(本丸中)
埼玉スーパースターズのエース・岡崎孝太投手(蓮田黒浜中)
伸びのある直球と変化球で新潟スワンの打線を0に抑えた
新潟スワン・高橋哲也投手(柳都中) 終盤に登板し威力ある直球を投げ込んだ
②新潟トキ8-7HBC金沢Jr.(特別延長11回サヨナラ)
H金沢 000 000 203 20 =7
新潟ト 001 100 003 21 =8
ハードボールクラブ金沢Jr.のエース・岩本晶貴投手(志賀中)
特別延長から登板した新潟トキ・川上祐太投手(千田中)
失点をしても粘り強く投げサヨナラを呼び込んだ
特別延長9回裏、1点を返した新潟トキは土壇場から
藤木朝陽選手(本丸中)の左中間2点適時二塁打で同点に追いつく
特別延長11回裏、新潟トキが原大和選手(宮内中)の犠飛でサヨナラ勝ち
◎1日の予選ブロック結果◎
<Aブロック>
①新潟スワン1-0宗谷選抜(北海道)
宗 谷 000 000 0 =0
新潟ス 000 000 1 =1
②千葉ファイターズ(千葉県)2-1ひまわりBC(神奈川県)(6回時間切れ)
千葉 010 100 =2
ひま 000 100 =1
③新潟スワン2-0千葉ファイターズ(特別延長8回)
新潟ス 000 000 02 =2
千葉フ 000 000 00 =0
→新潟スワンが準決勝へ
新潟スワンのメンバー
<Bブロック>
①新潟トキ6-2前橋ノースフェニックス(群馬県)(特別延長8回)
新潟ト 001 100 04 =6
前橋ノ 002 000 00 =2
②小千谷ブルファイターズ4-1横浜K-CLUB(神奈川県)(特別延長8回)
小千谷 100 000 03 =4
横浜K 000 100 00 =1
③新潟トキ9-0小千谷ブルファイターズ
新潟ト 023 000 4 =9
小千谷 000 000 0 =0
→新潟トキが準決勝へ
小千谷ブルファイターズのメンバー
<Cブロック>
①報徳学園中クラブ(兵庫県)1-0南魚沼オールスターズ
報 徳 000 001 0 =1
南魚沼 000 000 0 =0
②埼玉スーパースターズ(埼玉県)5-0那須Kボールクラブ(栃木県)(6回時間切れ)
那須 000 000 =0
埼玉 000 203 =5
③埼玉スーパースターズ7-1報徳学園中クラブ
報徳 001 000 0 =1
埼玉 100 303 × =7
→埼玉スーパースターズが準決勝へ
南魚沼オールスターズのメンバー
<Dブロック>
①オール魚沼4-1前橋サウススターズ(群馬県)(特別延長8回)
魚 沼 000 000 04 =4
前橋サ 000 000 01 =1
②ハードボールクラブ金沢Jr.(石川県)2-1東京選抜(東京都)
東京 000 010 0 =1
金沢 001 100 × =2
③ハードボールクラブ金沢Jr.2-0オール魚沼
魚沼 000 000 0 =0
金沢 101 000 × =2
→ハードボールクラブ金沢Jr.が準決勝へ
オール魚沼のメンバー
(取材・撮影・文/岡田浩人)