長岡市出身のフリーカメラマンで新潟県の高校野球現場を取材している武山智史さん(36)の写真展が1月6日と7日の2日間、地元・長岡市のアオーレ長岡で開催される。去年に続き2回目の開催で、タイトルは『グラウンドの主役たち2』。武山さんは「高校野球の日常風景を撮影した写真を楽しんでいただければ」と多くの高校野球ファンの来場を呼び掛けている。
6、7日の2日間、長岡市のアオーレ長岡で開催される写真展の告知ポスター
武山さんは1980年生まれで長岡市出身。長岡向陵高校では3年夏に3回戦で後に巨人で活躍する加藤健捕手擁する新発田農業高校と対戦し惜敗、最後の打者となった。高校卒業後、専門学校を経て、スポーツ紙写真部でアルバイトを経験。その後、長岡市出身のスポーツライター小林信也氏に師事しながら、カメラマン、ライターとして腕を磨いた。2006年からは毎年夏にベースボール・マガジン社から出版される『高校野球・新潟大会展望号』のライターとして県内の各高校を精力的に取材している。
地元での写真展は去年1月に初めて開催され、大好評だった。悠久山球場には第1回写真展の作品が飾られている。
2回目の写真展を開催する武山智史さん 悠久山球場には武山さんの作品が展示されている
2回目の開催となる今回は、武山さんがこの1年間に撮影した作品を中心に48点が展示される。高校野球の日常練習のほか、「卒業後の高校野球」がテーマの写真も掲示されるという。武山さんは「去年と撮影の仕方を変えた部分があり、冬場のシーズンオフの練習を撮影した作品もある。未発表の作品がほとんどで、高校野球の日常を楽しんでいただけたら」と話している。会場内には来場者と会話ができるスペースもあり、「皆さんとぜひ野球談議もできれば」と武山さんは話している。
写真展は6日(金)、7日(土)の2日間、アオーレ長岡の市民交流ホールDで開催される。時間は6日が午前11時から午後8時まで、7日が午前9時から午後7時までで入場は無料。
(文/岡田浩人)