小学生軟式野球の春の大会である「北野屋旗争奪 第8回新潟県センバツ学童野球大会」(主催・新潟球童会)の代表者会議と組み合わせ抽選会が25日、新潟市のホテルでおこなわれ、各地区の予選を勝ち抜いた32チームによる対戦カードが決まった。また16チームが参加する「球道トーナメント大会」の組み合わせも併せて決まった。センバツ大会は3月25日から、トーナメント大会は翌26日から柏崎市などで開催される。
センバツ学童大会の抽選を引く各チームの代表
大会を主催する新潟球童会は、所属連盟の違いなどにとらわれず、同一地区以外のチーム同士の交流を図ろうと結成された任意団体。「小学生の甲子園」と言われる全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)の前に実戦の場を作ることで、選手やチームのレベルアップを図ろうと毎年春に大会を開催している。「センバツ学童大会」は秋の地区予選を勝ち抜いた32チームが戦うことで、「新チームの県ナンバー1を決める大会」(主催者)として定着。また「球童トーナメント大会」は地区予選で敗れたチームにとっての貴重な実戦の場となっている。
計48チームによる代表者会議の様子
抽選会は地区ごとに監督などの代表者がくじを引き、対戦カードが決まっていった。抽選会後の懇親会では各チームの代表者が壇上で挨拶し、「優勝を狙う」「大暴れしたい」など意気込みを語り、なごやかな雰囲気の中で球春を告げる大会での健闘を誓い合った。センバツ学童大会、球童トーナメント大会の組み合わせは下記の通り。
(取材・撮影・文/岡田浩人)