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【高校野球】大会2日目 1回戦14試合がおこなわれる

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夏の高校野球・新潟大会は11日、大会2日目を迎え、6球場で1回戦14試合がおこなわれた。鳥屋野球場の第1試合では、新潟第一のエース・小嶋諒生が7回参考ながら無安打無得点試合の好投を見せた。12日は4球場で1回戦の8試合がおこなわれる予定。

◆11日の試合結果◆
<新潟市・鳥屋野>
新潟第一7-0新潟北(7回コールド)
北越8-0新潟(7回コールド)
新潟江南8-1新潟向陽(7回コールド)

<新潟市・みどりと森>
開志学園4-3加茂暁星(延長10回サヨナラ)
万代11-1阿賀野(5回コールド)

<新発田市・五十公野>
新発田南3-1阿賀黎明(試合終了)
新発田5-0加茂(試合終了)

<三條機械スタジアム>
小千谷2-1小千谷西(延長11回)
高田農8-3塩沢商工(試合終了)

<長岡市・悠久山>
長岡向陵3-2六日町(試合終了)
長岡高専6-1吉田(試合終了)
帝京長岡9-2高田北城(7回コールド

<柏崎市・佐藤池>
松代6-5新井(9回サヨナラ)
上越総合技術3-1糸魚川白嶺(試合終了)

◆「日本文理を倒すことを目標に」・・・新潟第一・小嶋諒生投手◆

「調子が良かったので捕手が構えたミット目がけて投げた」と試合後淡々と話した新潟第一の小嶋諒生。7回参考ながら無安打無得点の好投。許した走者は7回の先頭打者に与えた四球だけ。直後にマウンドに駆け寄った捕手の五十嵐槙人に「完全試合を逃して惜しかったな」と言われ、マウンドで笑顔を見せる余裕があった。7回コールドながら毎回の15奪三振。途中7連続空振り三振の快投にも「完全試合も無安打無得点も意識しなかった。勝つことだけが目標だった」と話す。
中学3年で捕手から投手に転向。力のある直球と角度あるスライダーが持ち味。石本真琴監督は「小嶋を中心に守るチーム。今日のような投球をしてもらわないと困る」とチームの柱として期待を寄せる。
春の県大会では1回戦で新発田農と対戦。延長11回を投げ切ったが0-1でサヨナラ負け。勝てば2回戦で日本文理と対戦する予定だった。「文理を倒そうと目標にしてきた」という小嶋は、夏に向けスタミナ強化のため毎朝10キロの走り込みを続けてきた。初速と終速の差を少なくするため、バッターに近い位置で球を離すよう心掛け、直球で空振りを奪えるようになった。

2回戦は春に戦えなかった日本文理との対戦となる。「次の文理戦は簡単にはいかないが、今までやってきたことを信じて強気でいきたい。文理に勝つために練習してきた。勝って勢いをつけたい。最後の夏、集大成を出します」・・・静かに語る小嶋の言葉に強い決意がうかがえた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】大会3日目は1回戦8試合 佐渡総合が逆転勝ち

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夏の高校野球・新潟大会は12日、1回戦8試合がおこなわれている。


6回裏に逆転の3点本塁打を放った佐渡総合・渡辺健太選手
(鳥屋野 佐渡総合8-5新津)

◆12日の試合結果◆
<新潟市・鳥屋野>
佐渡総合8-5新津(試合終了)
東京学館新潟8-1新潟西(7回コールド)

<新発田市・五十公野>
新発田商7-0新潟東(7回コールド)
巻総合11-1西新発田(5回コールド)

<長岡市・悠久山>
長岡6-0柏崎総合(試合終了)
新潟産大附4-2長岡工(試合終了)

<三條機械スタジアム>
三条東6-2柏崎(試合終了)
高田4-1高田商

「まだ野球を好きになれていない」…イップスと闘った新津・山田優気主将

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「やるしかないんです」
開会式の選手宣誓で誓った言葉の舞台は、9回二死からやってきた。5-8の3点差。ネクストバッターズサークルで待つ背番号16のキャプテン、山田優気は苦しい思いばかりが続いた3年間を振り返るように、じっとバットを見詰めていた。

新津高校に入学して野球に打ち込んでいた1年秋、突然山田はボールが投げられなくなった。失敗など様々な恐怖心から投球ができなくなる心の病「イップス」になってしまった。
「一時期は練習始めのキャッチボールも、ボールを握るのも嫌でした」・・・この日を境に子どもの頃から大好きだった野球が、己を苦しめるものへと変わってしまった。

「怖い部分があって、正直逃げた時もあった」と振り返る。新チームでキャプテンになったが、投げられない自分への不甲斐なさと闘い続けた。去年夏には部員がランニング中に死亡する不幸な出来事もあった。秋には公式戦への出場を辞退した。主将としてチームをまとめるには余りにも困難な状況が次から次へと山田に起きた。

それでも山田は言う。「いろんなことがあっても、自分たちがやるべきことは野球で、とにかく一生懸命日々を送ることしかないのかと。それを一生懸命やることで、これから先の未来が良い方向に行けばいいとだけ信じてやってきた。付いてきてくれた仲間に感謝しています」
選手宣誓では全ての選手を代表して、思いを表現した。
「人は時に夢を諦めそうになったり、言い訳をして、歩むことをやめてしまうことがあると思います。その回数や挫折の大きさは人それぞれかもしれません。しかし、そこで何もしなければ一向に前に進むことはできません。やるしかないんです」
それは、様々な困難に挫けそうになった自分自身への言葉だった。

佐渡総合との試合はベンチから見守った。1-1の同点から6回表に4点を入れ5-1とリードした。しかしその直後、4連打を許し2点差に詰められると、佐渡総合の1番渡辺に逆転3点本塁打を浴びた。さらに2点を追加され5-8とリードされた。

迎えた最終回、二死から代打で打席に立った。
「自分と交代した選手、ベンチに入れなかった選手、その人たちの気持ちに応えるために次の打者に繋ぎたかった」
真ん中高めのストレートを思い切り振り抜いた。打球は遊撃手の後方に飛んだ。「落ちてくれ」・・・そう願ったが無情にも打球はグローブに吸い込まれた。


相手の校歌を聞く新津・山田優気主将(右から2人目)

試合後、涙を拭いた山田は落ち着いた表情で答えた。
「応援してくださった人たちに勝利で応えたかったが、高校野球ではもう表現できない。申し訳ない。負けたということは、自分もチームももっとやるべきことがあったのだと思う。でも仲間には感謝しています。自分はこのまま悔しい思いをしたまま終わりたくない。この思いをいかして、成長していかなければいけないと思います」

思いもよらぬイップス、そして様々な困難と闘い続けた3年間。
そして、今後も野球は続けるのか?との問いに山田はこう応えた。
「自分はまだ野球を完全に好きになれていない部分がある。だから、野球を好きになって終わりたいんです」
高校野球を終えた山田。だがその野球人生はまだこれからも続いていく。野球を好きになるその時まで、「やるしかない」のだから。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟大会2回戦始まる 雨で6試合が順延

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夏の高校野球・新潟大会は14日、雨で順延となった2回戦が始まり、シード校が登場した。第1シードの村上桜ヶ丘、第2シードの新発田中央、第3シードの日本文理、第4シードの県央工が初戦を突破した。
柏崎市・佐藤池の全3試合と長岡市・悠久山の第2、第3試合、新発田・五十公野の第3試合が雨のため中止・順延となった。


日本文理-新潟第一 日本文理の小黒が1回に先制適時打

◆14日の試合結果◆
<新潟市・鳥屋野>
新発田中央12-1万代(7回コールド)
新潟南4-2新潟江南(試合終了)
新潟商14-4新津工(6回コールド)

<新発田市・五十公野>
村上桜ヶ丘5-0村松(試合終了)
新発田農5-0白根(試合終了)
新発田(中止・順延)新潟青陵

<みどりと森>
日本文理4-1新潟第一(試合終了)
加茂農林15-8羽茂・相川(8回コールド)

<長岡市・悠久山>
松代2-1十日町総合(試合終了)
有恒・安塚(中止・順延)小出
川西(中止・順延)上越総合技術

<三條機械スタジアム>
県央工4-3長岡農(試合終了)
帝京長岡9-0見附(7回コールド)

<柏崎市・佐藤池>
長岡向陵(中止・順延)糸魚川
三条商(中止・順延)柏崎工
長岡高専(中止・順延)海洋

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】15日の試合予定

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◆15日の試合予定◆
<新潟市・鳥屋野>
新発田南(9:00)新潟明訓
新潟工(11:30)開志学園
巻(14:00)北越

<新発田・五十公野>
新発田(10:00)新潟青陵
佐渡(12:30)新発田商

<新潟市・みどりと森>
佐渡総合(10:00)新津南
豊栄(12:30)東京学館新潟

<長岡市・悠久山>
川西(10:00)上越総合技術
長岡(12:30)中越
(有恒・安塚-小出は有恒・安塚が選手負傷により棄権。小出の不戦勝)

<三條機械スタジアム>
十日町(10:00)三条東
長岡大手(12:30)三条

<柏崎市・佐藤池>
長岡向陵(9:00)糸魚川
三条商(11:30)柏崎工
長岡高専(14:00)海洋

連合チームだから学べたこと・・・羽茂・相川の長尾貴将主将

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初回に6点を先制したものの、中盤に逆転され、結果は8-15で加茂農林に8回コールド負け。連合チームとしての公式戦初勝利はならなかったが、主将の長尾貴将(羽茂)は「連合チームで8回まで野球をやれて誇りに思う」と話した。

ピンチでマウンドに集まる羽茂・相川の選手たち
(右端が長尾貴将主将)

部員不足の羽茂と相川が初めて連合チームを組んだのは去年秋のこと。同じ佐渡市内にある学校と言っても、互いの学校の距離は車で1時間ほどかかる。「最初は羽茂単独で出たいなという葛藤があった」と話す長尾。合同練習は限られた時間しかできなかった。秋の大会は1回戦で7回コールド負け。今春の県大会1回戦でも村上を相手に0-25で5回コールド負けを喫した。

「連合チームで出場していいのか」・・・周囲にはそんな声もあったという。しかし長尾は「見返してやりたかった。連合チームだからと言って決して弱いわけではない」と奮い立った。チーム内のコミュニケーションを大切にした。練習では常に声を掛けあうよう何度も部員に言った。羽茂で生徒会長を務める長尾は、限られた練習時間を大切に過ごした。部員にも時間を大切にすることを呼び掛けた。相川の選手たちとも徐々に打ち解けるうちに、連合チームだから学べることに気がついた。

「羽茂という枠にとらわれず、相川という別の学校に行けるというのは連合チームならではの経験。人間は1人1人に個性がある。別の個性に触れてみたり、普段とは別の人に触れるという経験は大きかった。連合チームだから良かったということはたくさんあります」

試合後に整列する羽茂・相川の選手たち

14日の試合は、5回に集中打を浴び一挙6点を入れられ逆転された。しかし竹内由和監督は「いつもは序盤からミスで崩れていたが、今日はミスから崩された訳ではなかった。外野と内野の連係プレーも及第点をあげたい。見せ場も作ることができた」と選手をねぎらった。長尾は「相手の力が後半上回って勢いを食い止められなかった。でも最後まで全力プレーでできた。今までできなかった連係プレーが本番では十分出せた」と振り返った。

羽茂・相川の長尾貴将主将

この後も部員不足から連合チームを組む学校は予想される。「連合チームだからと言って自信をなくさないでほしい。結果はコールド負けだったが、8回までやれた。去年の夏に羽茂単体で出た時は5回コールド負けだった。一歩一歩前に進んでいる。次につなげることができたと思う」・・・長尾は胸を張って後に続く“後輩”たちにメッセージを残した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】2回戦13試合で熱戦 1試合が順延に

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夏の高校野球・新潟大会は15日、2回戦14試合が予定されていたが五十公野の第2試合が雨のため順延となり、13試合がおこなわれた。昨夏代表の新潟明訓が新発田南を相手に6回コールド勝ちし、好スタートを切った。

◆15日の試合結果◆
<新潟市・鳥屋野>
新潟明訓10-0新発田南(6回コールド)
新潟工10-3開志学園(8回コールド)
巻6-5北越(試合終了)

<新発田・五十公野>
新発田9-0新潟青陵(試合終了)
佐渡(中止・順延)新発田商

<新潟市・みどりと森>
新津南3-0佐渡総合(試合終了)
東京学館新潟3(5回終了)0豊栄

<長岡市・悠久山>
上越総合技術19-0川西(5回コールド)
中越4-0長岡(試合終了)
(有恒・安塚-小出は有恒・安塚が選手負傷により棄権。小出の不戦勝)

<三條機械スタジアム>
十日町7-3三条東(試合終了)
長岡大手8-5三条(試合終了)

<柏崎市・佐藤池>
糸魚川3-0長岡向陵(延長14回)
柏崎工11-1三条商(6回コールド)
長岡高専7-2海洋(試合終了)

◇新潟明訓 投打かみ合い好スタート◇
昨夏代表の新潟明訓が新発田南を相手に10-0の6回コールドで快勝した。初回に主将の竹内薫平が右越えの先頭打者本塁打で先制すると、相手の失策から5本のヒットを集中しこの回5得点。その後も小刻みに得点を重ね、6回までに16安打で10得点を挙げた。

新潟明訓の竹内薫平選手が先頭打者本塁打を放つ

守っては先発左腕の背番号18の3年生・斎藤優樹が低めを丁寧につく投球で、6回を投げて被安打4、四球1で無失点の安定した内容だった。昨年秋に監督に就任し、夏の采配が初めてとなる本間健治郎監督は「先を見ないとは言っても(エースの)村山、(背番号11の)漆原は状態のいいところで投げさせたいと思っていた。斎藤も力を付けてきていたので前から初戦の先発と決めていた。自分の投球をやり切ってくれた」と満足の表情を見せた。

新潟明訓の初戦のマウンドを託された斎藤優樹投手

主将で昨夏の甲子園を経験した竹内薫平は「去年は(初戦逆転勝ちと)苦しいスタートだったが、今年はいいスタートを切れた。春の村上桜ヶ丘戦でコールドにできるところをできなかった(6-1から逆転負け)。その反省点はいかせた。去年は投手の竹石さんというスター選手がいたが、今年はそういう選手はいないので、1人1人のチームワークが良くないと勝てない。いい形できている」と手応えを感じていた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

指導者として帰って来た“甲子園の4番”・・・開志学園・川上大輔監督

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やはりユニフォーム姿がよく似合う。
開志学園の新監督・川上大輔さん(24)は、新潟明訓のOB。2007年夏の甲子園に出場した際は、4番キャッチャーとしてチームの要だった。ことし4月から同校のコーチとしてチームを見てきたが、監督兼任だった松本靖部長に代わって先月から「監督」となり、この夏から初めての指揮を執った。「最初は戸惑いがあったが、自分が緊張していると選手にも伝わるので、緊張しないよう心掛けた」と話す表情は初々しい。

ユニフォーム姿でグラウンドに帰って来た川上大輔監督(右)

2007年夏の甲子園では永井剛(現・HONDA)をリードし甲子園で2勝を挙げた。立正大学を卒業後、新潟に戻ってきた。「もともと指導者になりたかった」という川上さんに、開志学園のコーチ就任の白羽の矢が立った。春からグラウンドに立ち、選手を指導した。

「高校球児である前に学生。私生活をしっかり見つめ直して、野球の技術以前にそういうところをしっかりやらせるように心掛けています。寮の清掃、グラウンド整備・・・まだまだですが徐々にできるようになってきました。それがいいプレーに繋がっていくと思います」・・・それは川上さんが新潟明訓時代に佐藤和也前監督から教わったことだった。

「甲子園は広くて観客の声援も大きい。甲子園でも通用するくらい大きな声を出させるよう指導しています」と自身の経験を選手に伝えている。捕手としてキャッチングを教わった川崎太陽主将は「年齢が近くてアニキのよう。でも厳しいところは厳しく指導してくれました」とその印象を話す。

拍手で選手をベンチに迎える川上大輔監督

7月11日の1回戦では加茂暁星に延長10回サヨナラ勝ち。去年秋の新チーム発足後の初勝利を挙げた。15日の2回戦では、強打の新潟工を相手に、初回に1番で1年生の小池が先頭打者本塁打を放ち先制すると中盤までは互角以上の闘いを見せた。「緊張せずに楽しくやること。名前負けするのではなく、自分たちの力を全て出すこと」・・・選手たちは川上さんの言う通りに伸び伸びと力を発揮した。終盤に突き放され、結果は8回コールド負けだったが、「私が想像していた以上に彼らはよくやってくれた」と川上さんは選手たちを褒めた。

3年生は卒業するが、ベンチ入りメンバー15人のうち2年生が2人、1年生が11人を占める若いチーム。「守備から流れを作りチームを目指したい。甲子園を狙えるチームを作りたい」と意気込む。甲子園の4番を打った若き指導者の監督ロードが始まった。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】巻・佐藤悠人投手 魂のラストボール

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7月15日 2回戦 巻6-5北越
9回裏 二死走者なし カウント2-2
巻・佐藤悠人投手 165球目のストレートを投げ込む連続写真です。

巻・佐藤0

巻・佐藤悠人投手の話
「挑戦者の気持ちで臨んだ。苦しい時は内角の直球で勝負し気持ちで負けないように投げた。去年の文理戦を思い出した。(9回先頭に粘られたが)絶対に三振を取ろうと思った。秋春と負けた悔しさを夏にぶつけたい」

【高校野球】16日は2回戦8試合と3回戦4試合で熱戦

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夏の高校野球・新潟大会は16日、2回戦8試合と3回戦4試合が予定されている。

◆16日の試合(随時更新)◆
<新潟市・鳥屋野>
3回戦
新発田中央8-0上越総合技術(7回コールド)
小出4-2新潟南(試合終了)

<新発田市・五十公野>
2回戦
佐渡7-0新発田商(8回コールド)
五泉12-2中条(5回コールド)
村上10-3巻総合(7回コールド)

<長岡市・悠久山>
2回戦
柏崎常盤12-8小千谷(試合終了)
長岡商6-3分水(試合終了)

<三條機械スタジアム>
3回戦
日本文理6-0長岡高専(試合終了)
帝京長岡6-1加茂農林(試合終了)

<柏崎市・佐藤池>
2回戦
関根学園9-2高田(7回コールド)
新潟産大附3-1上越(延長12回)
高田農10-0久比岐(5回コールド)

 

中越沖地震から6年「勝利の喜び両親に」・・・柏崎常盤・山田隼己選手

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3対3の同点で迎えた4回裏に、満塁のチャンスで打席が回ってきた。9番の山田が打席に立つと柏崎常盤のベンチが盛り上がる。「隼己、笑え!」…その言葉に打席の山田は、まだあどけなさの残る笑顔を見せた。

悪夢のようなあの日から、ちょうど6年目の日だった。

柏崎常盤・山田隼己選手(右)

15人の犠牲者を出した中越沖地震。山田は小学6年生だった。地震の揺れで自宅は倒壊。「立っていられなくて、声も出ないほど泣いた」と話す。仮設住宅で2年もの間、不自由な時間を過ごした。山田を最初に取材したのはこの頃。「地震に負けずに野球を頑張りたい」とあどけない表情で話す小学生だった。

巨人好きだった父親の影響で、当時の遊撃手の鴻野淳基(こうのじゅんき)さんにあやかって、隼己(じゅんき)と名付けられた。幼い頃から野球が大好きで、体は小さかったが、プロ野球選手を夢見て、地元のチームで一生懸命練習をする子どもだった。

しかし、地震で自宅や野球道具が被害を受けた。野球を続けるのを諦めようと思った時期もあった。だが両親が山田を応援した。中学で3年間、高校で3年間、野球を続けることができたのは両親のおかげだ。最後の夏、背番号4を付けることができた。

初戦となった16日の小千谷戦。柏崎から球場へと向かうバスの中で、山田は思った。
「きょうであの地震から6年・・・よく野球をやってくることができたなと。いろんなものが壊れたりした中で、よくここまでやってくることができたなと思いました」

小山建史監督は山田を「ムードを変えられるバッター」と評する。「1年春のデビュー戦に代打で出したら、たまたまポコンとヒットを打って、そこから流れが変わって逆転勝ちできた。彼が出塁するとチームのムードが変わる」とその役割に期待する。

試合は小千谷に1点を先制されたものの、柏崎常盤が3点を奪い逆転。その後、3対3の同点に追い付かれた後の4回裏、満塁のチャンスで山田に打席が回ってきた。

「いつも打席に立つとベンチでみんなが笑っていてくれて、ここで出たら流れが変わるかもしれないと思っていました」

ファールで粘り、ボールを見極め、押し出し四球を選んだ。山田の出塁にベンチ内はどっと沸いた。山田は一塁ベース上で笑顔を見せた。そこから四球と連打でこの回に6得点を挙げ、試合の流れを決定付けた。5回にはヒットを放ち、セカンドの守備でも2度の守備機会を無難にこなした。12対8で初戦となる2回戦を突破した。

仲間と勝利を喜ぶ山田隼己選手(右から5人目)

「最初に点を入れられた時は、飲み込まれそうになったんですけど、点を入れて逆転して、最後まで粘れて良かったです。勝った瞬間、最後は泣きそうでした。両親にこの勝利の喜びを伝えたいです」

地震から6年。悪夢だった日を、勝利で飾ることができた。小学6年生だった山田は、今では身長が175センチと立派な高校球児に成長した。体だけではない。心も大きく成長していた。3回戦は昨夏優勝の新潟明訓と対戦する。
「できる限りのプレーをして、悔いのないように戦いたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】3回戦8試合で熱戦 昨夏4強の糸魚川敗れる

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夏の高校野球。新潟大会は17日、3回戦8試合がおこなわれた。五十公野球場では第1試合で第1シードの村上桜ヶ丘が7回コールド勝ち。第2試合では昨夏4強の糸魚川が新発田農に延長10回サヨナラで敗れた。

◆17日の試合結果◆
<新潟市・鳥屋野>
巻4-1長岡商(延長13回)
新潟産大附5-1村上(試合終了)

<新発田市・五十公野>
村上桜ヶ丘8-1柏崎工(7回コールド)
新発田農5-4糸魚川(延長10回サヨナラ)

<長岡市・悠久山>
県央工12-1新潟商(7回コールド)
新発田3-1松代(試合終了)

<三條機械スタジアム>
中越2-1東京学館新潟(試合終了)
十日町5-4新津南(試合終了)
◇村上桜ヶ丘8-1柏崎工◇
村上桜ヶ丘は4回、得点圏に走者2人を置いて1番須戸がレフト前へタイムリーを放ち2点を先制。5回には6番波多野の2点本塁打で追加点を挙げるなど、中盤以降に引き離し8得点。守っては先発の左腕・長谷川が安定した投球で6回を被安打2で無失点、2番手の星野が失策から1失点したが、8-1でコールド勝ちした。

4回裏、村上桜ヶ丘が1番須戸吉隆選手の中前適時打で2点を先制

村上桜ヶ丘の先発・長谷川智哉選手。6回無失点の好投だった

村上桜ヶ丘のエース椎野新投手はブルペンで肩を作るも登板はなし

松田忍監督は「継投は予定通り。きょうは(エースの)椎野までの継投を考えていたが・・・。長谷川、星野で引っ張り、椎野を後ろ、という試合展開ができれば、ウチとしては理想的。椎野はウチの絶対的なエース。これから終盤勝負になってくると思うので。打線はタイムリーが出れば・・・もう少し早く点数を取ってあげられれば。チームの調子は6分、7分。ここから上げていきたい」と話した。
先発投手の長谷川智哉選手は「きょうは四球もなく良かった。椎野に頼るのではなく、全員で勝ちにいきたい。いつでも行けるように準備したい」と意気込みを話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

 

屈指の左腕「自分の投球できた」・・・糸魚川・石川勇二投手

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延長10回。1死満塁のピンチ。この夏、糸魚川の石川勇二が投じた309球目となるボールだった。新発田農のバッターが弾き返すと、打球はセカンドへと転がった。狙い通りの内野ゴロ。途中交代したセカンドの選手がグローブからボールを取り出し、バックホームしようとした瞬間だった。

強く降りしきる雨でボールが手のひらから滑り落ちた。

白球がグラウンドに落ちる。慌てて拾ってホームに投げたが間に合わなかった。痛恨のサヨナラ負け。その瞬間、県内屈指のサウスポーの夏は終わった。

糸魚川は延長10回サヨナラ負けで力尽きた(左端が石川勇二投手)

昨夏ベスト4に進出した糸魚川。その原動力は当時2年生だったサウスポーの石川だった。130キロ台後半の直球に鋭く曲がるスライダーとチェンジアップ、そしてピンチでもインコースを突けるマウンド度胸と制球力が抜群だった。今年春の大会には複数のNPBスカウトが「石川詣で」のために足を運んだ。

地元・糸魚川でも周囲の期待は高まっていった。しかし石川は落ち着いていた。
「周りからの目もあり、私生活もしっかり過ごすことができたと思う」
昨夏は準決勝でスタミナ切れのために力尽きたことから、走り込みを増やした。連投でも疲れない体力を養ってきた。初戦は延長14回を1人で投げ抜いた。球数は173。
中1日で迎えた17日の3回戦は粘りの投球を続けた。1点をリードされたものの我慢の投球を続けた結果、終盤8回に仲間の集中打で逆転し、4-3とリードした。

しかし、リードを守り切れなかった。次第に強く振るようになった雨が、石川の体力を奪っていった。8回に追い付かれると、延長10回に力尽きた、

「初戦の疲れはなかった。相手が強かった。みんなが自分を支えてくれた。最後のプレーは雨の中で仕方ない。自分の投球はできました」・・・試合後、石川はさばさばした表情で振り返った。この夏、1人でマウンドを守ってきた男は決して言い訳をしなかった。牛木晃一監督は「初戦で延長14回を投げ、疲れがないというのはウソになると思う。よく投げてくれた」とねぎらった。

「牛木監督のもと練習ができたことが楽しかったですし、悔いはない。大学で野球を続けたいと思っています。できれば指導者になりたいし、チャンスがあるならプロも目指したい」
石川は最後まで涙を見せなかった。それは充実した高校野球生活を送ってきた証だった。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】19日の試合 16強が激突

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◆19日の4回戦の組み合わせ◆
<新潟市・鳥屋野>
①小出-新発田中央
②巻-新潟産大附

<新発田市・五十公野>
①村上桜ヶ丘-新発田農
②高田農-新潟明訓

<長岡市・悠久山>
①新発田-県央工
②新潟工-五泉

<三條機械スタジアム>
①日本文理-帝京長岡
②十日町-中越

【高校野球】新潟大会 ベスト16決まる

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夏の高校野球・新潟大会は18日、2つの球場で3回戦4試合がおこなわれ、ベスト16が出そろった。19日は4回戦8試合がおこなわれる予定。

◆18日の試合結果◆
<新発田市・五十公野>
新潟明訓12-0柏崎常盤(5回コールド)
高田農1-0佐渡(延長10回サヨナラ)

<長岡市・悠久山>
新潟工8-1長岡大手(7回コールド)
五泉10-8関根学園(試合終了)


五泉の先発・大塚翔太投手

◇五泉、辛くも逃げ切るも「これが夏だと教えられた」◇
一時は7点差をつけたが2点差まで詰め寄られた。最後は9回も二死満塁のピンチを何とか凌いだ。試合後、五泉の後藤桂太監督は「親不孝者ばかりで・・・」と苦笑した。「寿命が縮まった。決め切れなかった。これが『夏』だと関根学園さんに教えられた」と反省の言葉が続いた。序盤で大量リードしたものの、先発の2年生エース・大塚が制球に苦しみ、7回途中までで失点7で降板した。後藤監督は「最初に点を取ったので受けに回った。大塚はいい経験になったと思う」と接戦を前向きにとらえた。4回戦は連戦で新潟工が相手となる。「明日も当たって砕けろ・・・粘っこくやりますよ」と意気込みを話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


父子で甲子園の夢叶わずも「次は指導者で父子勝負」・・・五泉・後藤拓朗主将

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勝負の世界には、時に残酷な結末が待っている。

父親が監督。息子が主将。「父子鷹」として注目を集めた五泉。
19日の4回戦で新潟工を相手に3対1とリードして9回を迎えていた。
しかし1死からミスをきっかけに同点に追い付かれる。

迎えた延長12回表、2死2、3塁のピンチ。
ショートとセンターの間の難しい場所にボールが飛んだ。
「拓朗なら捕れる」・・・父の後藤桂太監督は確信した。センターの息子・後藤拓朗は俊足を飛ばして落下地点へと入る。
「捕った」・・・そう思った瞬間、白球が拓朗のグローブからこぼれ落ちた。
痛恨の落球。1点を勝ち越され、その1点が決勝点となった。
延長12回、3対4で敗戦。甲子園初出場を目指した五泉の夏は終わった。

父・後藤桂太監督(左)と息子・後藤拓朗主将(左から3人目)

父・後藤桂太監督は1984年春の選抜大会に新津高校の捕手として甲子園に出場した。「甲子園に行けば人生が変わる」・・・長男の拓朗は子どもの頃から父にそう聞かされてきた。
拓朗は五泉北中学時代に本格的に野球を始めた。「足は速かったがそんなにうまい選手ではなかった」(父・後藤桂太監督)が、中学3年では準硬式のKボール新潟県選抜に選ばれた。私立高校からの勧誘もあったが、父のもとで甲子園を目指す決意をした。
それ以来、父と子の関係は「監督と選手」に変わった。自宅でも拓朗は父親を「監督」と呼び、普段の生活から敬語を使って話すようになった。
父の息子への指導は厳しかった。「物凄く叱られました」と拓朗は振り返る。監督も「いつもどやしつけていた。耐えて頑張れ、と思っていた」という。

父の期待に息子は応えた。新チームで主将になり、不動の1番打者としてチームをけん引した。去年秋の新潟県大会でベスト4に進出。北信越大会で強豪の敦賀気比(福井)に善戦し、春の選抜甲子園の21世紀枠の最終候補に残った。
「冬は21世紀枠の候補に選ばれて、甲子園ではどういう戦い方をしようかと監督と毎日そういう話ばかりしていました」(拓朗)
20121012五泉
去年10月、新潟県大会3位で北信越大会に出場

しかし、1月の選抜大会の選考委員会の結果、五泉は21世紀枠の選考から漏れた。甲子園出場の夢は叶わず、後藤桂太監督は記者会見で涙を見せた。そして、選手たちにこう言った。「お前たち、悔しいよな。神様はお前たちに『もっと力をつけてから甲子園に行け』と言っているんだ」。
主将の拓朗は父である監督の涙を見て「燃えました。夏は監督を甲子園に連れて行こうとみんなで誓いました」という。

1月25日、21世紀枠で選考漏れし涙を見せる後藤桂太監督

迎えた夏。初戦をコールド勝ち。2戦目も苦しみながら勝利で飾り、シード校・新潟工との対戦となった。
「練習試合でも勝ったことがなかった」(後藤桂太監督)という新潟工相手に、序盤に2点を先制。5回には拓朗の中越え二塁打をきっかけに1点を追加。五泉ペースで試合は進んでいた。

19日の新潟工戦。5回に後藤拓朗主将が3点目のホームを踏む

しかし、7回に1点を返され、9回には同点に追い付かれた。延長12回、新潟工のエースで7番打者の増子のセンター前への当たりを拓朗がよく追いついたものの落球。新潟工に逆転を許した。
拓朗は振り返る。
「新潟工のエース増子とは中学時代にも県大会で対戦しました。その時にセンター前に来た当たりを僕が捕れずにサヨナラ負けを喫してしまった。あの時もっと前に出ていれば…とずっと思っていました。今回も増子の打った球が僕のところに飛んできました」
中学時代と違い、拓朗は迷わず前に出た。ボールには追いついた。しかし、ボールはグローブに当たり芝生に落ちた。

「捕れた打球でした。自分の力不足でした」
敗戦後、涙を流すナインの中で、拓朗は決して涙を見せようとはしなかった。
ベンチ裏で報道陣の取材に健気に応じていた。
「自分の甘さが出ました」・・・敗戦の責任を一身に背負っているように見えた。
父親の後藤桂太監督は、無念の表情で言葉を絞り出した。
「まさかこういう負け方で終わるとは・・・。悔しさしかない。もう、悔しいですわ。勝たせてあげたかった」・・・そう言うとうなだれた。

敗戦から一夜明けた五泉高校グラウンド。
朝8時過ぎには3年生17人が集まっていた。
グラウンドの草むしりをし、下級生である1、2年生の練習を手伝っていた。

後藤桂太監督はさばさばした表情で前日の試合を振り返った。
「きのうの試合は良いところも悪いところも出るものが全部出た。練習通りのことが本番で出る、練習でやっていることしか本番で出せない。このことをこの先の人生に生かして欲しい」

敗戦から一夜明けた20日、五泉高校グラウンド

そして父と子の関係ではなく、監督と選手、監督と主将として拓朗と過ごした2年4か月をこう語った。
「無茶苦茶幸せな時間だった。息子が上達していく姿を一番近くで見ることができて・・・アイツが打って、どうだ!という表情でこっちを見る。たくましくなったなと思っていた。今は親と子が仲良く・・・という時代だけど、こういう関係の父子でも幸せだった」

拓朗は大学への進学を希望している。父と同じ教師の道を目指し、高校野球の指導者になることが目標だという。

試合に負けた夜、帰宅した父に呼ばれた。部屋で2人きりで話をした。
「『きょうの試合はお前で負けた』と言われました。その後、『甲子園にお前と一緒に行くという俺の夢は終わった。だけど、この先の俺の夢は、監督となったお前と戦うことだ。それを目標にやっていこう』と言われて・・・。監督と握手をして、そこで初めて涙があふれました」

五泉高校野球部3年生の部員たち(真ん中が後藤拓朗主将)

後藤桂太監督は「これから息子とどう付き合っていけばいいのか」と照れながら笑った。父子鷹の物語は第2章へと向かう。

拓朗は「まだ教えてもらうことがたくさんあるので、卒業するまでは『監督』と呼ばさせていただきます。甲子園には連れて行けなかったけれど、違う形で恩返ししたい。将来、高校野球の監督になって、絶対に『監督』に勝ってみせます」
そう言って笑う拓朗の目は、父にそっくりだった。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】準々決勝第1試合 村上桜ヶ丘×新潟明訓

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◆先発オーダー◆
<先攻・村上桜ヶ丘>
①須戸吉隆 三
②倉島拓也 右
③長谷川智哉 一
④野澤和希 中
⑤河内涼 捕
⑥波多野将三 左
⑦松内亮太 遊
⑧椎野新 投
⑨秋山蓮矢 二

<後攻・新潟明訓>
①竹内薫平 遊
②本間辰吉 中
③小池那弥 二
④高田大輝 右
⑤本多凜太郎 三
⑥岩淵弘憲 一
⑦村山賢人 投
⑧駒澤辰也 捕
⑨海沼大聖 左

 

【高校野球】準々決勝第2試合 新潟工×新発田

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◆先発オーダー◆
<先攻・新潟工>
①白井康太 遊
②柄沢拓巳 左
③佐藤和哉 三
④小口直弥 中
⑤笹川大範 右
⑥増子遼 投
⑦江口正義 捕
⑧稲月友輔 二
⑨寺島拓朗 一

<後攻・新発田>
①瀧口瑛大 二
②上松一也 遊
③山田健登 投
④清水一平 一
⑤佐久間健太郎 中
⑥五十嵐巧 左
⑦小山拓哉 三
⑧岡田昂也 捕
⑨須貝将士 中

【高校野球】村上桜ヶ丘 松田忍監督、椎野新投手の試合後コメント

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<村上桜ヶ丘・松田忍監督の話>

「よく辛抱できた。試合は勝たせてもらったけど、相変わらず野球のやり方が下手だなと思う。勝ちながらも反省しなければいけないところばかり。7回の走塁、あの回はなんとしても点数を取りたいところだったのに、あそこで自分たちで走塁をミスして点数が取れないというのは痛かった。(勝因は?)先取点を取れたのは大きい。2アウトから同じ回で2点目が取れたのもよかった。先頭バッターを塁に出さなかったことが接戦をものにできた。(椎野投手への指示は?)あまり力むなと、早い球を投げたがるが、今日は丁寧に変化球を使ったピッチングができていた。次の試合に向けて・・・ここまできたら力的には五分五分の勝負になる、気持ちでぶつかっていって勝っていきたい。(修正点は)主軸で自分のスイングができていない子がいる、明日1日練習できるので、選手の力はあるはずだから自分の打球が飛ばせるように調整したい」

<村上桜ヶ丘・椎野新投手の話>

「明訓打線はよくくらいついてきたので苦しかった。絶対打たせない気持ちで投げた。
自分でも驚くくらいよく投げることができた。(次の試合に向けて)甲子園という場所が目の前にあるが、あと2戦、しっかり一戦必勝でやっていきたい。(修正点は?)追い込んでから低めの変化球が浮く場面があったので、それをなくして、低め低めでいきたい」

【高校野球】準々決勝第3試合 巻×新発田中央

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◆先発オーダー◆
<先攻・新発田中央>
①石田蓮 中
②本間莞汰 遊
③相馬亮太 捕
④萩原拓実 三
⑤斎藤武範 右
⑥高橋慶多 左
⑦渡辺圭祐 投
⑧長井翔吾 一
⑨桐生弘貴 二

<後攻・巻>
①丸山煕 二
②山保海 遊
③安尻善晴 一
④長谷川優太 中
⑤川畔涼 捕
⑥笹川隆二 右
⑦泉田啓彰 左
⑧佐藤悠人 投
⑨澤野勇生 三

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