「相手がいいピッチャーだというのは最初からわかっていたので、
<新潟工・増子遼投手の話>
「初回は緊張から力んでしまった。接戦で勝つ試合が続いているが、我慢強さは誰にも負けない。
「相手がいいピッチャーだというのは最初からわかっていたので、
<新潟工・増子遼投手の話>
「初回は緊張から力んでしまった。接戦で勝つ試合が続いているが、我慢強さは誰にも負けない。
◆先発オーダー◆
<先攻・中越>
①須田龍天 遊
②竹内竜太郎 二
③細貝光 中
④本田佳史 一
⑤渡辺有哉 左
⑥反町充宏 三
⑦坂井真二 右
⑧林駿一 投
⑨駒形晃 捕
<後攻・日本文理>
①星兼太 中
②渡辺龍平 左
③飯塚悟史 一
④小黒一輝 右
⑤渡辺大雅 二
⑥白石貴誉 遊
⑦大谷内睦規 投
⑧鎌倉航 捕
⑨池田貴将 三
<巻・清水一弥監督の話>
「毎回そうですけど、
<巻・佐藤悠人投手の話>
「勝利の瞬間、率直に嬉しい気持ちだけだった。自分はいっぱいランナーを出すが、
<日本文理・大井道夫監督の話>
「開口一番?言うことないわ・・・。追い上げられたというか、俺のミス。あのまま大谷内に投げさせておけばよかったかな。結果論だけどね。飯塚に『できてるのか?』って聞いたら、『できてる』っていうから投げさせたら、ストライクが入らないんだもん、リリーフは向かないのかもしれないな。小太刀は抑えたというか、ラッキーだった。今日の試合は負けた試合を拾った。次の試合は相手のピッチャーを打つだけ。ウチのピッチャーは3点取られるから5点取らないと。小黒は4番の働きをしている。白石も当たってきた。飯塚は練習の時のバッティングができていない。フリーバッティングはガンガン打つんだけどね。打つ方は良くなっている、後はピッチャーだけ」<日本文理・小太刀緒飛投手の話>
「正直意外な展開で、慌てた部分もあったんですけど、
夏の高校野球・新潟大会は21日、準々決勝の4試合が新潟市のハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれ、村上桜ヶ丘、新潟工、巻、日本文理の4校がベスト4進出を決めた。昨夏代表の新潟明訓は敗れ、連覇はならなかった。
◆21日の準々決勝の結果◆
①村上桜ヶ丘2-0新潟明訓
②新潟工3-1新発田
③巻5-2新発田中央
④日本文理6-5中越
準決勝は23日にハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれる。
◆準決勝の組み合わせ◆
①10:00~ 村上桜ヶ丘-新潟工
②13:00~ 日本文理-巻
(取材・文/岡田浩人)
◆試合結果◆
新 潟 工 0002000 2
村上桜ヶ丘 2141001× 9
(7回コールド)
(投手)
工)①増子→⑱小山→⑧小口
桜)①椎野
新潟工の先発・増子遼投手
村上桜ヶ丘の先発・椎野新投手
3回途中から登板した新潟工⑱小山克巳投手(1年)
◇村上桜ヶ丘・松田忍監督 試合後コメント◇
「あまり序盤から点数が入るとは思っていなかったので、
◇村上桜ヶ丘・椎野新投手の試合後コメント◇
「今日の先発はおとといの試合後に言われました。
◆新潟工・三田克則監督の試合後コメント◆
「完敗。椎野投手からは想定よりは打てた。(対策は)振ってここまできたチームなので、直球に負けるなと指示した。(準々決勝の)新発田戦よりはやられている感じはなかったので、このまま付いていければと思っていたが、点を取られる方が多かった。ほんの少しの制球ミスを相手が逃さなかった。(4強は)増子が頑張ったから。(14年ぶりとなる)久々の4強で頑張ったと言われているが、甲子園を目指してやってきた。これからもやっていきたい」
◆新潟工・増子遼投手の試合後コメント◆
「エース番号を背負っているのに役割を果たせず、みんなに申し訳ない。絶対に甲子園に行こうと思っていた。(中学の時のように)またみんなと全国の舞台に立とうと思っていた。(初回から)右手人指し指のマメが潰れてしまった。アクシデントはあったが、そこで踏ん張れなかったのは自分の実力。(今後は)この悔しさを忘れず、次の野球に繋げていきたい。社会人でやるのが希望」
◆先発オーダー◆
<先攻・新潟工>
①白井康太 遊
②柄沢拓巳 左
③佐藤和哉 三
④笹川大範 右
⑤小口直弥 中
⑥増子遼 投
⑦江口正義 捕
⑧稲月友輔 二
⑨寺島拓朗 一
<後攻・村上桜ヶ丘>
①須戸吉隆 三
②倉島拓也 右
③長谷川智哉 一
④野澤和希 仲
⑤河内涼 捕
⑥波多野将三 左
⑦松内亮太 遊
⑧椎野新 投
⑨飯野絢也 二
(取材/岡田浩人)
◆試合結果◆
巻 000000000 0
日本文理 00001005× 6
巻)①佐藤
文)①飯塚
日本文理・飯塚悟史投手
◇日本文理・大井道夫監督の試合後コメント◇
「飯塚はスピードを殺して彼本来のピッチングではないけど今日は合
◇日本文理・飯塚悟史投手の試合後コメント◇
「今日は強気でいった。春からゆっくり投げる練習をしてきた。
◆巻・清水一弥監督の試合後コメント◆
「前半に点を取りたかった。日本文理の飯塚投手は球が荒れていたが、変化球を振らされてしまった。中盤、バッターに打席の立つ位置を変えるなど工夫をさせたが通じなかった。投手の佐藤は最後は単調になってしまい打たれたが、それまでは自分の投球ができていた。センターのエラーがあったが、そこまではみんなでよく佐藤を盛り立てていた。去年は日本文理に勝ち、準々決勝でエコスタに来て満足感のようなものがチームにあったが、今年はそうではなかった。精神的に未熟な子どもたちが失敗を重ねてここまで変わって、成長できた」
◆巻・佐藤悠人投手の試合後コメント◆
「序盤はいい形でできたが、先制されてからずっと流れが向こうで、最後は自分が打たれてしまった。でもみんなが最後まで諦めないで、自分たちらしい野球ができた。(日本文理には)春も負けていて今回こそ勝ちたかったが自分が打たれて完敗だった。(疲れは?)それはなかった。もっと長く野球をやりたかったが、自分が打たれてしまった。最後まで諦めずみんなで食らいついていた。自分の投球に満足はしていない。悔しい方が大きい。(今後は)これから進路を決めたい。ここまでたくさんの人に支えられ野球をできた。自分一人ではここまで野球はできなかったので、感謝の気持ちでいっぱい」
◆先発オーダー◆
<先攻・巻>
1丸山煕 二
2山保海 遊
3安尻善晴 一
4長谷川優太 中
5川畔涼 捕
6笹川隆二 右
7泉田啓彰 左
8佐藤悠人 投
9澤野勇生 三
<後攻・日本文理>
1星兼太 中
2渡辺龍平 左
3飯塚悟史 投
4小黒一輝 右
5渡辺大雅 二
6白石貴誉 遊
7小林将也 一
8鎌倉航 捕
9池田貴将 三
きょう予定されていた新潟大会の決勝は、今後の荒天を考慮し、あすに順延となりました。あす25日13:00開始予定です。
雨のため1日順延となりましたが、88チームが参加した新潟大会の決勝は、今春の王者・村上桜ヶ丘と、昨秋の王者・日本文理の対戦となりました。第1シードと第3シードの対決で、大変興味深い決勝です。僕が特に関心がある見どころとして3つ挙げたいと思います。①投手の出来、特に立ち上がり②球場の雰囲気③両監督の采配、の3つです。
<ポイント①投手の立ち上がり>
まずはこの夏の、ここまでの両チームの6試合の勝ち上がり、そして数字を比較します。
【村上桜ヶ丘】 打率.313 防御率0.44
2回戦 5-0村松
3回戦 8-1柏崎工(7回コールド)
4回戦 6-0新発田農
準々決勝 2-0新潟明訓
準決勝 9-2新潟工(7回コールド)
【日本文理】 打率.302 防御率1.60
2回戦 4-1新潟第一
3回戦 6-0長岡高専
4回戦 6-3帝京長岡
準々決勝 6-5中越
準決勝 6-0巻
相手は違いますが、打撃は両チームとも3割を超える打率を残しており、数字上ではほぼ互角です。
一方で、投手力は村上桜ヶ丘に安定感があると言えます。特に両チームの投手陣で大きく差があるのが「四死球」の差です。村上桜ヶ丘が6試合で10個なのに対し、日本文理は6試合で23個と倍以上の差があります。決勝も1つの四死球から大きく流れが変わるという可能性があります。特に立ち上がりの投手の出来が1つのポイントとなると言えます。
村上桜ヶ丘の投手陣は、長身エースの椎野投手、左腕の長谷川投手、サイドスローで安定感のある星野投手、という異なる3タイプの投手がいます。中止が決まった後のきょう午前の取材では、椎野投手は「まだ先発は言い渡されていなかった」と話しています。椎野投手が先発する、というのが大方の予想ですが、左腕の長谷川投手が先発し、星野投手で繋いで、最後を椎野投手が締める、というリレーもない訳ではないと思います。
一方、日本文理は2年生エースの飯塚投手、同じく2年生で春にエースナンバーを付けた左腕・小太刀投手の2人ともに制球に課題があります。3年生左腕で準々決勝で好投した大谷内投手、3年生でサイドスローの菅野投手の2人を含めた4人の投手陣の出来、特に先発投手の立ち上がりの出来が試合の1つのポイントになると思います。きょうの取材では飯塚投手は「きのうの時点で決勝の先発を言い渡されていた」と話していて、あすも飯塚投手のスライド先発が濃厚です。飯塚投手の立ち上がりが試合の流れを左右すると言ってもよいでしょう。
両チームが直接対戦した春の県大会準決勝を振り返ってみます。村上桜ヶ丘は椎野投手が先発、日本文理は2年生の左腕・小太刀投手でした。中盤までは桜2-1文理と1点差の好ゲームでしたが、6回に村上桜ヶ丘が文理の2番手で登板した飯塚投手の制球難をきっかけに一挙4点を挙げました。この回に試合の流れが決まりました。結果は7-3で村上桜ヶ丘が勝利を収めました。
この試合で勝敗を分けたのは、日本文理投手陣が出した13の四死球でした。
http://www.niigatayakyu.com/archives/695
あすの決勝も、1つの四死球、1つの守備のミスが、試合の流れを左右する、流れを変える要因になりかねません。両チームとも無駄な四死球を出さないことが勝利へ繋がる道と言えるでしょう。投手の出来、特に立ち上がりがポイントの1つです。
<ポイント②球場の空気>
次のポイントは、あすの球場の雰囲気です。7度目の出場を目指す日本文理に対し、村上桜ヶ丘は村上勢として初めての甲子園出場を目指します。日本文理の応援席を除けば、どうしてもバックネット裏を中心とした球場の雰囲気は、まだ甲子園出場のない村上勢を後押しする空気になるのではないかと想像するのです。
過去の大会を思い起こしてみると、2001年の決勝で十日町と日本文理が対戦した時、初の甲子園を目指した十日町を後押しする球場の雰囲気は独特でした。結果は十日町が延長10回にホームスチールで逆転サヨナラ勝ちしました。日本文理の関係者も「あの時と似たような球場の雰囲気になるのではないか」と警戒し、「アウェーの雰囲気で戦うことになるだろう」と覚悟する声が聞かれました。
ただし、そのことはそのまま村上桜ヶ丘に有利な状況になるのかというと、必ずしもそうとも言えないと思うのです。初の甲子園というプレッシャーが回を追うごとに選手たちにのしかかる可能性はあります。決勝・・・そして村上勢の初出場がかかる独特の球場の雰囲気の中で、両チームが平常心で戦うことができるのか、ここも勝敗のポイントになる気がします。3年生がレギュラ-の中心である村上桜ヶ丘に対し、日本文理はベンチ入り20人のうち11人が1、2年生というチームです。経験豊富な村上桜ヶ丘の3年生に対し、文理の3年生の太田主将や大谷内投手が1、2年生をどう落ち着かせることができるのかもポイントになるでしょう。
<ポイント③両監督の采配>
3つめのポイントは、両ベテラン監督の采配です。
村上桜ヶ丘の松田忍監督は新発田農の監督として3度の甲子園出場経験があります。巨人の加藤健捕手を擁し春夏連続甲子園出場を果たした1998年夏以来の決勝戦となります。村上桜ヶ丘に移って15年目。「もう新発田農の監督をしていた期間(14年)よりも長くなった」とおっしゃいます。「文理、明訓を倒して甲子園に行くこと」をずっと目標に掲げ、公言してきただけに、日本文理との決勝には並々ならぬ闘争心を燃やしています。「正直、きょうはやりたかった」と雨での中止を悔やんでいましたが、じっくりとゲームプランを考えているはずです。「大井さんは実績のある監督。うちは挑戦者」と言う松田監督がどんな仕掛けをしてくるのかが注目です。
一方、監督として春夏10度の甲子園経験のある日本文理の大井道夫監督にとっては2年ぶりの決勝となります。大井監督の采配の特徴は「決断の速さ」です。投手の調子が悪いとみるや、スパッと変える決断力があります。今大会の準々決勝でも、大谷内投手から飯塚投手にスイッチし、飯塚投手の制球が定まらないとみるや、すぐに投手を交代しました。試合後に「俺のミスだった」と話していましたが、ミスを認めてすぐに修正できるのも決断力の1つと言えます。打者も調子が悪いとみるや、1打席で交代を言い渡す、ある意味での「非情さ」も持ち合わせています。今大会は例年の県大会では滅多にやらない送りバントも多用していて、そこには2年ぶりの甲子園出場に懸ける意気込みが感じられます。きょうも取材に対し「ウチは挑戦者だから思い切ってぶつかるだけ」と話していましたが、大井監督の試合中の「決断」にも注目したいと思います。
以上の3つのポイントは、あくまで僕なりの試合を見る上でのポイントとしてご紹介させていただきました。他にも試合のポイントはあるかと思いますが、ぜひ皆さんそれぞれの「ポイント」「見どころ」を試合前に考えながら、あすの決勝を心待ちにしていただけたらと思います。最初にも記しましたが、非常に興味深い、楽しみな決勝です。雨で中止となったため更にもう1日、試合展開を予想する時間を与えられ、余計に思いを巡らせワクワクしています。両チームの選手(応援の皆さんも含め)には思う存分力を発揮してほしいと思います。新潟代表を決めるにふさわしい好ゲームを期待して試合開始を待ちます。長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
(文/岡田浩人)
第95回全国高校野球選手権・新潟大会は25日、決勝で村上桜ヶ丘と日本文理が対戦します。試合状況、試合情報を速報いたします。
先攻は日本文理、後攻は村上桜ヶ丘です。
◆先発オーダー◆
<先攻・日本文理>
1竹石 稜⑦ 中
2渡辺龍平⑮ 左
3飯塚悟史① 投
4小黒一輝⑨ 右
5渡辺大雅④ 二
6白石貴誉⑥ 遊
7小林将也⑲ 一
8鎌倉 航② 捕
9池田貴将⑤ 三
<後攻・村上桜ヶ丘>
1須戸吉隆⑤ 三
2倉島拓也⑨ 右
3長谷川智哉③ 一
4野澤和希⑧ 中
5河内 涼② 捕
6波多野将三⑦ 左
7松内亮太⑥ 遊
8椎野 新① 投
9秋山蓮矢④ 二
(情報更新/岡田浩人)
新潟県中学校軟式野球大会(県中)が26日、新潟市内の4つの球場で始まった。県内4つの地区大会を勝ち上がった16校が県ナンバー1の座をかけて争う。26日は1回戦と準々決勝がおこなわれ、29日に準決勝と決勝がおこなわれる予定。上位2チームが8月6、7日に石川県でおこなわれる北信越大会に出場する。
鳥屋野球場の第1試合は、去年の優勝校である小千谷・千田中学校が今年春の全軟県大会準優勝校である五泉北中学校をくだした。
1回戦を突破し校歌を歌う千田中の選手たち
◆1回戦の結果◆
鳥屋野中2-1堀之内中(延長8回)
五泉中3-0畑野中
巻西中7-2新井中
愛宕中1-0湯沢中(延長9回)
新津五中4-2長岡南中
直江津中1-0塩沢中(延長10回)
千田中3-1五泉北中
吉田中4-2柏崎三中
◆準々決勝の結果◆
五泉中1-0鳥屋野中
吉田中2-0千田中
巻西中3-2愛宕中
直江津中1-0新津五中
(取材・撮影・文/岡田浩人)
兵庫県で31日から始まった第17回全国高等学校女子硬式野球選手権大会に、新潟県代表として開志学園女子硬式野球部が初出場。開幕試合で福知山成美(京都)と対戦し、1-8で敗れ、公式戦初勝利はならなかった。
開志学園女子硬式野球部は新潟県内初の女子硬式野球部として今春活動を開始し、1年生17人(新潟県内5人、県外12人)が入学、入部した。この大会が初の公式戦で、6安打を放ったものの、3年生中心の福知山成美に敗れた。
なお開会式では開志学園の若泉瀬菜主将が選手宣誓をおこなった。冨岡雄太監督は「初の全国大会というこの経験を次の大会にいかしたい」と話した。
(文/岡田浩人)
BCリーグの新潟アルビレックスBCは31日、三條機械スタジアムで「ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦」として米独立リーグ・ハワイスターズと対戦し、11-0で完勝した。新潟はこれで前期から続く公式戦13連勝(1引き分けをはさむ)を飾り、リーグ新記録を樹立した。新潟の後期通算成績は10勝0敗1分で上信越地区首位。
新潟は1回、デニングの適時三塁打、足立の適時打で2点を先制。4回にも4本の長短打を集めるなどして3点を追加した。その後も追加点を重ね、17安打で11点を挙げた。
新潟の先発・佐々木は7回2死まで無安打投球。ハワイスターズの古木克明(元横浜ベイスターズ)に初ヒットを打たれたものの、後続を抑え無失点。被安打2、10奪三振の好投を見せた。
7回を投げ無失点の好投を見せた新潟・佐々木啓介投手
ハワイスターズで初安打を放った古木克明選手
新潟はこれで前期から続く連勝が1引き分けをはさんで「13」となり、昨シーズン後期に新潟が樹立した12連勝のリーグ記録を塗り替えた。ギャオス内藤監督は「初回から点を取ってくれていい展開だった。佐々木が先発として期待に応えてくれた」と満足そうだった。
試合後にハイタッチをかわす両チームの選手たち
(取材・撮影・文/岡田浩人)
第95回全国高校野球選手権大会に出場する日本文理の選手が1日、甲子園入り前の最後の学校での練習をおこなった。選手たちはフリーバッティングやシートノックをおこない、汗を流した。太田成己主将は「3年生はこのグラウンドで練習するのはきょうで最後。感謝の気持ちを持って、ここで練習してきたことを甲子園で出せるよう頑張りたい」と話した。
練習後に大井道夫監督は選手を集め、「大阪は気温が高いので体調管理を気をつけるように」と個々の体調管理への自覚を促した。
新潟大会で制球に苦しんだ2年生エースの飯塚悟史は室内練習場で投球フォームの修正をおこなった。「あんな内容の投球だったのに背番号1を与えてもらい、その重み、期待を感じている。死ぬ気でやりたい」と意気込みを話した。
日本文理は2日午前9時から学校で出発式をおこない、同日大阪入りする予定。3日には甲子園練習をおこない、5日に組み合わせ抽選会がおこなわれる。大会は8日に開幕する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)
第95回全国高校野球選手権大会に出場する日本文理の選手と関係者が2日午前、大阪へ向け出発した。新潟市西区の日本文理高校では午前9時から玄関前で出発式がおこなわれた。大井道夫監督は「新潟大会の88チームの選手の思いを受け止めて、甲子園で頑張ってきたい」と挨拶。太田成己主将は「文理らしさ、自分らしさを出し、伸び伸びとプレーして目標の全国制覇を成し遂げたい」と意気込みを話した。バスで新潟空港へと向かった選手たちは、空路で大阪入りする。あす3日は甲子園練習をおこなう。
出発式に臨む日本文理の選手たち
挨拶する大井道夫監督
意気込みを話す太田成己主将
バスで新潟空港へと向かう選手たち
(取材・撮影・文/岡田浩人)
第95回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が5日、大阪市内でおこなわれ、新潟代表の日本文理は大会初日(8日)の第2試合で、大阪代表の大阪桐蔭と対戦することが決まった。
大阪桐蔭は昨年春夏連覇し、今大会は夏連覇がかかる。日本文理は大阪桐蔭と2007年春の選抜大会1回戦で対戦し、0-7で敗れている。夏の大会で新潟代表が大阪代表と対戦するのは初めて。
(文/岡田浩人)
BCリーグの新潟アルビレックスBCは5日、三條機械スタジアムで日米独立リーグ対抗戦でハワイのマウイ・イカイカと対戦し、4-6で敗れた。新潟はここまで公式戦のリーグ記録となる15連勝(1引き分けをはさむ)を記録していたが、連勝がストップした。順位は変わらず上信越地区の首位。
新潟は先発の阿部拳斗(中越高出身)が3回に6連打を浴び5失点し、この回途中で降板した。攻撃では5回に福岡良州と足立尚也の適時打で2点を返した。8回には池田卓の内野ゴロの間に2点を加えたが、あと一歩及ばなかった。
先発も3回途中5失点で降板した阿部拳斗投手(左から3人目)
マウイ・イカイカの吉田えり投手の登板機会はなかった
5回終了時には地元のフラスタジオのメンバーが試合を盛り上げた
6月25日以来の敗戦にギャオス内藤監督は「序盤に5失点で打線にも少し重い失点だった。先発を狙う投手がたくさん控えている中、阿部には先発の3本柱を担ってほしいが、きょうは少し厳しかった」と話した。
(取材・撮影・文/岡田浩人)
北信越中学総体の軟式野球大会が6日、石川県でおこなわれ、新潟代表の吉田中学校と五泉中学校が出場した。新潟1位の吉田中学校は初戦となる2回戦で福井1位の開成中学校と対戦し、0-1で敗れた。新潟2位の五泉中学校は1回戦で富山2位の上滝中学校を特別延長10回に3-2でサヨナラ勝ちしたが、2回戦で石川1位の鶴来中学校に0-1で敗れた。新潟県勢2校は初日で敗れ、2年ぶりとなる県勢の全国大会出場はならなかった。
<北信越大会の結果>
1回戦
五泉中3-2上滝中(特別延長10回サヨナラ)
2回戦
吉田中0-1開成中
五泉中0-1鶴来中
(文/岡田浩人)
第95回全国高校野球選手権大会が8日、阪神甲子園球場で開幕した。新潟代表の日本文理は初日の第2試合で、大阪代表の大阪桐蔭と対戦する。
<1回戦>
日本文理010000001 2
大阪桐蔭23013100× 10
文)大谷内⑩→菅野⑰→小太刀⑪→飯塚①
桐)葛川①→高西⑪
本塁打(桐)森友2、近田 (文)渡辺大
◆先発オーダー◆
<先攻・日本文理>
1竹石 稜⑦ 中
2渡辺龍平⑮ 左
3飯塚悟史① 一
4小黒一輝⑨ 右
5渡辺大雅④ 二
6白石貴誉⑥ 遊
7池田貴将⑤ 三
8鎌倉 航② 捕
9大谷内睦規⑩ 投
(控)
太田成己③ 星兼太⑧ 小太刀緒飛⑪ 横山将太⑫ 小林将也⑬
黒臺騎士⑭ 岩野佑貴⑯ 菅野孝涼⑰ 羽倉康次⑱
<後攻・大阪桐蔭>
1峯本 匠④ 左
2高木俊希⑧ 中
3森 友哉② 捕
4近田拓矢③ 一
5笠松悠哉⑤ 三
6香月一也⑭ 二
7福森大翔⑦ 右
8水谷友生也⑥ 遊
9葛川知哉① 投
(控)
田村斗紀⑨ 網本光佑⑩ 高西涼太⑪ 久米健夫⑫ 辻田大樹⑬
森晋之介⑮ 福島孝輔⑯ 福田光輝⑰ 横井佑子弥⑱